中国は新年早々から矢継ぎ早に行う息つく暇もない首脳外交を通じ、G2国家としての威信を存分に誇示している。米国とG1の座を巡って譲れない一戦を繰り広げる国家にふさわしいと言えるだろう。近い将来、米国が1世紀近く握ってきた国際社会での覇権さえ奪取しようという野心的な歩みを如実に示していると言っても過言ではない。

本当にそうなのかは、中国の習近平国家主席が年初に韓国のイ・ジェミョン大統領を招いて行った首脳会談を見れば一目瞭然だ。北京の外交筋の11日の伝言によると、G1を目指す中国の意志を如実に示したと言わざるを得ないという。成果も予想以上に豊かだったと言えるだろう。両首脳が今年を両国関係復元の元年にするという所感をまるで約束でもしたかのように述べた事実は、決して無意味ではないと言える。
イ大統領とほぼ同時期に訪中したアイルランドのミホル・マーティン首相を迎えた動きも注目に値する。今年の中国外交の焦点がどこに当てられているかを明確に物語っていると言えるだろう。習主席が5日に行った首脳会談を通じてマーティン首相に二国間及び中国・欧州連合(EU)の関係促進のために特別な努力を払ってほしいと要請したのには、それなりの理由があるのではないだろうか。
米国の最大の同盟国の一つであるカナダのマーク・カーニー首相を13日から招き、首脳会談を行うことも注目に値する。年明け早々から首脳外交を通じてG2の威信を誇示し、米国への圧力を積極的に加えていく意志を反映した動きとして申し分ない。カナダの国家元首として実に8年ぶりに訪中するカーニー首相の動向が注目されるのは当然と言えるだろう。
カーニー首相が昨年10月末、韓国・慶州で開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を機に習主席と会談し、8年余りの間に多くの紆余曲折があった両国関係の回復への意志を表明した事実から見ても、まずは雰囲気は良好だ。さらに当時、彼は習主席の訪中招請に対し「建設的で実質的な対話を期待する」と応じて快諾している。中国の立場からすれば、両首脳の会談がかなりの成果を上げるだろうと期待しても差し支えないだろう。
中国が彼の訪中を前向きに捉えるべき理由は多い。何よりも過去8年間に様々な困難を経験した両国関係が首脳会談を通じて画期的な改善の糸口を見出す可能性が高いという事実を第一に挙げるべきだ。カナダが中国以上にこれに積極的に取り組むだろうという外交筋の伝言を考慮すれば、なおさらそう言えるだろう。
カナダが米国のドナルド・トランプ大統領の政権2期目発足以降、米国からの関税及び合併の脅威に直面し、対米依存度を下げるため中国との関係回復に努めてきた事実にも注目すべきだ。中国にとってはかなりの追い風だと断言しても差し支えない。中国の首脳外交が年明け早々から目覚ましい様相を呈していると評価しても大きな誤りはないだろう。
















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