
米トランプ政権がイラン圧迫の一環として移動させている航空母艦打撃群が現在インド洋に位置しており、イラン近海のペルシア湾には「数日内」に到着する見込みだと23日(現地時間)に明らかになった。Newsisの報道によると、AP通信は同日、匿名の海軍関係者の話として、エイブラハム・リンカーン空母と護衛駆逐艦3隻が今週初めに南シナ海を出発し西へ移動を開始、現在はインド洋にいると伝えたという。
英紙ガーディアンは、エイブラハム・リンカーン号と複数のミサイル駆逐艦が数日内に中東に到着する予定だと報じ、ニューヨーク・ポスト(NYP)は米国防総省関係者の話として、打撃群がペルシア湾方面に向かっていると伝えた。空母打撃群の正確な位置は明らかにされていないが、18日にマラッカ海峡を通過した事実を考慮すると、ベンガル湾を経てアラビア海に入った可能性も指摘されている。AP通信によると、打撃群がペルシア湾に進入すれば、沿岸戦闘艦3隻、駆逐艦2隻と合流し、約5,700人の兵力を構成することになるという。
空母展開に先立ち、地域の空軍戦力も強化されている。米中央軍(CENTCOM)は21日、F-15E・ストライクイーグル戦闘機を中東に配備したと発表し、英国防省も22日、防衛目的でカタールにユーロファイタータイフーン戦闘機を配備したと明らかにした。米国を拠点にする人権団体「Human Rights Activists News Agency(HRA)」の23日発表によると、死者5,002人を出したイランの大規模反政府デモは一時小康状態に入ったが、イラン政権が米国とイスラエルの介入を非難し本格的な弾圧段階に入る中、軍事的緊張は続いているという。
米国のドナルド・トランプ大統領は22日、大規模艦隊が当該地域に向かっていると空母展開に直接言及し、デモ参加者を処刑するか核プログラムを再開した場合、攻撃に踏み切る可能性を示唆した。地中海を担当するジェラルド・R・フォード航空母艦が昨年11月にベネズエラに移動して以来、中東一帯には米軍の航空戦力が不在だったが、リンカーン号が展開されればイランへの大規模空襲が技術的に可能になる。
イスラム革命防衛隊などに対する限定的な攻撃を行っても、空母打撃群のイージスシステムでイランの地域米軍基地攻撃をかなりの程度防げるため、より自由な作戦が可能になる。米軍の戦力増強状況を注視しているイランは、有事には全面戦争も辞さない立場を明らかにした。スカイ・ニュースによると、匿名のイラン当局者はロイター通信に対し、今回の軍事力増強が実際の衝突を意図したものでないことを願うとしながらも、軍は最悪のシナリオに備えていると述べた。その上で彼は、「限定的であれ無制限であれ、外交的であれ物理的であれ、彼らがどう呼ぼうと、いかなる攻撃も我々に対する全面戦争とみなし、最も強力な方法で対応する」と強調した。













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