
ゲオルギー・ジノビエフ駐韓ロシア大使は、韓国が進める原子力推進潜水艦(SSN)の建造計画について、核不拡散に関する国際的な統制措置を順守する必要があるとの考えを示した。
ジノビエフ大使は9日、ロシア通信社RIAノーボスチとのソウル発インタビューで、「潜水艦事業の実施過程において、核不拡散基準を厳格に守るという韓国側の約束は、信頼できる会計および統制措置によって裏付けられなければならない」と述べた。
また、韓国の原子力潜水艦建造計画について、米国から得た承認は「基本的かつ一般的な水準にとどまるものだ」との認識を示した。
その上で、国際原子力機関(IAEA)において、原子力潜水艦の原子炉に使用される核物質を巡る国際的な議論が必要だと強調した。民生用原子力でも軍事用核兵器でもない領域について、明確な国際ルールが依然として整備されていないとの問題意識を示した形だ。
このインタビューは、北朝鮮が原子力潜水艦関連の技術的課題を克服した背景に、ロシアの技術支援があったのではないかとの疑惑が取り沙汰される中で行われた。
一方、ジノビエフ大使は同日、2022年のウクライナ戦争以前には現代自動車と起亜自動車がロシア自動車市場で約24%のシェアを占めていたものの、昨年は韓国メーカーのシェアが0.6%にまで落ち込んだとも言及した。
現在のロシア自動車市場は、国産ブランドのラーダと中国メーカーが主導する構図へと完全に再編されており、韓国企業の撤退によって生じた損失を間接的に示唆する発言と受け止められている。
ロ韓関係については、韓国政府が対ロシア制裁を解除する兆しは見られないとの認識を示した。その一方で、こうした政治的冷却状態の中でも、外交ルートを通じた対話や人道的交流は継続していると付け加えた。













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