米制裁に協力⋯インド、イラン産石油運搬タンカー3隻を拿捕
ステラ・ルビー、アスファルト・スター、アル・ジャフジアの3隻を拿捕
今月初めに米国とインド貿易合意が成立⋯米国との関係改善
中東の不安でリスク回避心理高まる⋯ドル円相場下落
インドは、米国の制裁対象となっているイラン産石油運搬タンカー3隻を初めて拿捕し、米国のイラン制裁に協力する姿勢を示した。

17日(現地時間)ロイター通信によると、インド当局は今月初め、米国の制裁を受けた「ステラ・ルビー」「アスファルト・スター」「アル・ジャフジア」の3隻をムンバイの西約185km離れたインドの排他的経済水域(EEZ)で拿捕した。
これらの船舶は、米国財務省外国資産管理室(OFAC)のイラン産石油取引制裁リストに掲載されている。
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、ステラ・ルビー号はイラン国籍船で、アル・ジャフジア号は昨年イランからジブチに石油を運んだ実績があり、アスファルト・スター号は主に中国周辺で運航していたことが確認された。
インド当局はタンカー拿捕後、軍艦約55隻と航空機10~12機を配備し、自国海域の24時間監視体制に入った。
トランプ政権もイラン産タンカーの拿捕を検討中だが、イランの報復と原油価格急騰を懸念し実行を先送りしているとWSJは報じている。
今回の措置は、両国が今月初めに貿易合意を結んだ後に取られたもので、合意にはインドのロシア産原油購入中止と米国のインド産品関税18%引き下げなどが含まれている。
インドは以前、ロシア産原油輸入問題でトランプ政権から50%の関税を課す脅しを受けていた。
中東の不安定な情勢は、この日の外国為替市場にも影響を与えた。東京外国為替市場でドル円相場はリスク回避心理が強まり、前日比0.30%下落の153.039円で取引を終えた。
また、海外メディアによると、イランは米国との核協議を翌日に控えた16日、ホルムズ海峡で軍事演習を開始した。この演習は、米国が中東地域に空母打撃群を含む大規模な兵力を配備したことへのイランの対応とみられている。
















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