
フリードリヒ・メルツ・ドイツ首相は欧州の核抑止力強化を訴える中、18日(現地時間)ドイツの戦闘機に英国とフランスの核兵器を搭載できる可能性があるとの認識を示した。
欧州メディア・ユラクティブによると、メルツ首相は同日、ドイツのポッドキャスト番組「Machtwechsel」でドイツが独自に核武装することは検討対象ではないとしつつも、ドイツの戦闘機は米国の核兵器を搭載できると説明し「これを英国とフランスの核兵器にも適用することが可能だ」と述べた。
欧州の安全保障は数十年にわたり、潜在的な紛争に介入しようとする米国に大きく依存してきた。米国の核兵器は欧州の抑止力構築において極めて重要な役割を果たしている。
しかし、ドナルド・トランプ米大統領は再選後、欧州が自らの安全保障体制を整えるべきだと強調し、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に防衛費の増額を要求したことで、従来の大西洋同盟の安全保障体制に亀裂が生じている。
さらに、ロシアと米国の核兵器を制限する新戦略兵器削減条約(新START)が2月初めに正式に失効し、不確実性は一段と高まっている。
これに関連しメルツ首相は、フランスが過去にドイツを自国の核抑止力の枠組みに含めることを提案していたとしたうえで「この時代にそれを検討せずに通り過ぎるわけにはいかない」との考えを示した。
メルツ首相はこれに先立ち、フランスを含む欧州の主要国と欧州全域の核抑止力構築について協議していると明らかにしていた。













コメント0