
ビル・クリントン元大統領の妻であるヒラリー・クリントン元国務長官は26日(現地時間)、ジェフリー・エプスタイン氏の性犯罪関与疑惑を巡る米下院監督委員会の非公開調査に出席し、自身ではなくドナルド・トランプ大統領こそ調査すべきだと主張した。
クリントン元国務長官は26日(現地時間)ニューヨーク州のチャパクア・パフォーミング・アーツ・センターで6時間30分にわたって行われた下院監視・説明責任委員会の非公開調査に出席した後、記者団に対し証言内容を説明した。
彼女は「ジェフリー・エプスタイン氏を知らないと何度言ったかわからない」とし、「エプスタイン氏に一度も会ったことがなく、連絡したこともない。彼の島や家、事務所に行ったこともない」と強調した。
ただし、エプスタイン氏の犯罪共謀者ギレーヌ・マクスウェル氏については「軽く面識があった」と述べた。マクスウェル氏が2010年に自分の娘の結婚式に出席したことについては「招待された他の客の同伴者として来た」と説明した。
CNNによると、クリントン元国務長官は調査過程でトランプ大統領の調査が必要だと主張したという。彼女はX(旧ツイッター)に投稿した調査の冒頭発言で「ある生存者がトランプ大統領の極悪非道な犯罪を告発したことに対する連邦捜査局(FBI)インタビューを、法務省が隠蔽したという報道の真相を明らかにすべきだ」と述べた。
これは、2019年に行われたFBIの調査記録のうち、13歳当時(1984年)にトランプ大統領から性的暴行を受けたと主張した女性の証言部分が、先月30日に司法省が公開したエプスタイン氏の関連資料から除外されていた経緯を調査するよう求めたものだ。
また、クリントン元国務長官は調査後、記者たちに「共和党が公開聴聞会を拒否したため(証言内容を)メディアに直接説明しなければならない状況を作った」と共和党を批判した。
続けて「共和党議員たちは証言の終わりに未確認飛行物体(UFO)や『ピザゲート』について質問した」とし「かなり異例な状況だった」と付け加えた。
ピザゲートは2016年の大統領選挙の際、民主党大統領候補だったクリントン元国務長官に提起された陰謀論で、彼女がワシントンD.C.のあるピザ店の地下で未成年者の性売買組織を運営していたという内容だ。
また、共和党のローレン・ボーベルト下院議員(コロラド州)が非公開公聴会中にクリントン元国務長官を撮影し、その映像を保守系ポッドキャスト側に提供していたことが判明し、調査が一時中断する事態もあった。彼女は「非常に不快だった」と述べた。
共和党と民主党は、クリントン夫妻とトランプ大統領を狙った攻防を繰り広げた。
共和党所属のジェームズ・コマー監視委員長(ケンタッキー州)は、聴聞会開始前「国民が多くの疑問を抱いているにもかかわらず、クリントン夫妻はエプスタイン氏とマクスウェル氏に対する認識や関与について何も明らかにしていない」と述べた。
彼は、聴聞会後「生産的で、多くのことが明らかになった調査だった」と評価しながらも、「彼女は12回以上『わからない。夫に聞いてくれ』と答えた。夫に聞くことが多い」と指摘した。クリントン前大統領は27日に聴聞会に出席する。
一方、民主党のロバート・ガルシア監視委員会幹事(カリフォルニア州)は「これは前例だ」とし、「民主党はエプスタイン氏の調査過程でトランプ大統領の証言も要求する」と明らかにした。
ただし、コマー委員長はトランプ大統領の召喚について、「大統領はエプスタイン氏に関する質問を何百回、何千回も受け、すでに回答している」として否定的な立場を示した。
















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