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「F-35機密が中国へ!」元米空軍エリート教官、“衝撃の裏切り”

望月博樹 アクセス  

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米国の元空軍ベテランパイロット教官が中国人民解放軍空軍(PLAAF)のパイロットに対して先進戦闘機の訓練を提供した容疑で逮捕され、国家安全保障に重大な穴が開いた事件が発生した。米司法省は25日、インディアナ州ジェファーソンビルでジェラルド・エディ・ブラウン・ジュニア(65)を拘束し、F-16・A-10・F-35シミュレーター教官出身のこの人物が中国に貴重な戦闘技術を漏洩したと非難した。FBI防諜局は「中国政府の組織的な人材誘拐工作」と規定し、厳重な処罰を誓った。

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コールサイン「ランナー」で知られるブラウンは、米空軍で24年間勤務し、華麗なキャリアを積んだ。F-4EJファントムII、F-15Jイーグル、F-16ファイティングファルコン、A-10サンダーボルトIIなど、さまざまな戦闘機・攻撃機のパイロットとして活躍した。核兵器運搬部隊の指揮、戦闘任務の遂行、パイロット教官、先進シミュレーター講師まで歴任したエリートだった。1996年に退役後、防衛産業会社で最新のステルス戦闘機F-35ライトニングIIシミュレーター教官として勤務し、米国の空中戦ノウハウを完璧に習得した。

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司法省の調査によると、ブラウンは2023年8月から中国人スティーブ・スー・ビンと接触し、中国空軍パイロット訓練契約を締結した。同年末から中国に滞在し、本格的な教育を開始した。自身の空軍キャリアのブリーフィング資料を中国側に提供し、継続的な訓練の意思を示した状況が確認された。スティーブ・スー・ビンは2016年から2020年にかけて他のスパイ容疑で米国で服役した経歴を持つ中国のブローカーで、中華人民共和国公安部・軍情報部と関連していると疑われている。

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ブラウンが伝授した知識はF-35のセンサー融合、ネットワーク中心の戦い、空対空・空対地戦術などの先進技術だ。シミュレーター教官として習得した作戦手順とシステムの脆弱性が中国空軍に露呈した場合、米国の空中優位が深刻に脅かされる。中国はすでにJ-20ステルス機300機、J-35艦載機100機を配備し、F-35同級戦闘機の量産体制を構築した。米国のパイロット訓練ノウハウを吸収することで、戦術的なギャップが急速に縮まる見込みだ。

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ローマン・ロザフスキーFBI防諜局副局長は「中国政府は現役・退役の米軍専門家を狙った人材誘拐を組織的に推進している」と批判した。年俸50万ドル(約7,800万円)以上、中国国籍取得支援、家族ビザ発行など華やかな条件で誘惑する。最近5年間で元米軍パイロット5人が中国に渡った事例が摘発された。ブラウン事件は単なる個人犯罪ではなく、中国空軍の近代化戦略の一環として規定された。

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ブラウンは武器輸出管理法、経済制裁法、スパイ行為の容疑で起訴された。法廷の最高刑は終身刑と1億ドル(約156億円)の罰金だ。スティーブ・スー・ビンも共謀の容疑で国際手配中だ。国防部は元パイロットの中国行きの事前報告義務化、5年以内の先進技術移転禁止、F-35シミュレーターへのアクセス制限などのセキュリティ対策を強化した。退役後10年間のセキュリティ維持義務も課される。

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中国空軍の急速な近代化は台湾海峡・南シナ海の緊張だけでなく、日本の安全にも直結する。日米合同空中訓練の強化と先進戦闘技術の保護が急務だ。日本の防衛技術の漏洩防止のための中国の人材誘拐工作への注意も必要となる。

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