
今月末に予定されているドナルド・トランプ米大統領の中国訪問の期間中、トランプ氏は首都北京以外の都市を訪問しないことが分かった。切迫した日程と安全上の懸念が主な理由とされる。
9日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は複数の外交筋を引用し、トランプ大統領の訪中日程は、北京に集中する見通しだと独自に報じた。これに先立って、ホワイトハウスはトランプ大統領が3月31日から4月2日まで中国を訪問すると発表していた。
関係者によると、米国政府の事前準備チームは今月初めにすでに北京に到着し、首脳会談の準備を進めており、これに関連した準備は事実上最終段階に入っているという。中国当局は当初、トランプ大統領は北京訪問後に、上海などの他の都市を追加で訪問する案も検討していたものの、日程が切迫しているため、それらの計画は無くなったと伝えている。
ある関係者は「大統領の日程が非常に切迫しており、第二の都市を訪問する日程を含める余地がない」と説明した。また、別の関係者は「安全上の問題も重要な考慮すべき事項だ」とし、「他の都市への訪問が追加される場合、警護および移動ルートが複雑化する可能性があるため、双方が北京の日程に集中することにした」と述べた。
現在、米国側の準備チームは北京でトランプ大統領の訪問に関する警護対策を整えており、訪問予定の場所に対する安全点検も大半が終了したとされている。特に最近、米国とイスラエルの対イラン軍事作戦など、中東情勢が不安定な中で行われる今回の首脳会談の警護は、さらに強化されているとのことだ。
一方、中国共産党中央政治局委員兼外相である王毅氏は8日、全国人民代表大会(全人代)外交分野の記者会見では、米国を直接的に非難する発言を控え、米中間の対話を進める雰囲気の醸成に力を入れていたと評価されている。
















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