
父親アヤトラ・セイエド・アリ・ハメネイ師の死去直後にイランの最高指導者に推戴されたモジタバ・ハメネイ師が選出から4日目に初の声明を発表したが、自身の健在を証明できず「幽霊指導者」論争が激化している。
13日(現地時間)英国のテレグラフなどによると、モジタバ師は国営放送のアンカーが代読した書面声明を通じて米軍基地の即時撤退とホルムズ海峡の封鎖維持などを宣言した。しかし映像や音声メッセージが全く公開されていないことから、彼が先月の米軍空爆の際に負った傷のために正常な職務遂行が不可能な状態だとの分析が強まっている。
イラン内部のある官吏は「戦争を指揮する司令官たちさえモジタバ師から何ら直接的な命令も受けていない」とし「彼が生きているのか、あるいは昏睡状態なのか知っている者はいない」と伝えた。元イラン外交官のホセイン・アリザデ氏は「声すら録音できないほど負傷が深刻な人物をなぜ指導者に選んだのか」と批判の矢を向けた。
専門家たちは現在イランのシステムが指導者不在の中でイスラム革命防衛隊(IRGC)によって制御される「非常作動モード」に入ったと見ている。国際危機グループのアリ・バエズ研究員は「最高指導者の権威は消え去り、事実上イスラム革命防衛隊がすべての権力を掌握し、体制を支配している」と分析した。
イスラム革命防衛隊は、原油価格の上昇とイスラエルに対するミサイル攻撃などを通じて今後1ヶ月間耐える「遅延戦術」を展開すると見られる。指導者の生死にかかわらず、既存に設計された戦争マニュアルに従って強硬路線を貫く意志だとメディアは分析している。
















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