
米中間選挙を数カ月後に控え、民主党が州議会の補欠選挙で相次いで勝利し、いわゆる「ブルーウェーブ(民主党勢力拡大の波)」の前兆が現れているとの見方が出ている。
12日(現地時間)、米政治専門メディアのポリティコによると、民主党は過去14カ月間で全米の州議会において共和党が保有していた28議席を奪還した。これは今後の連邦上院・下院選挙の主導権を占う重要な指標になると分析されている。特にテキサス、アーカンソー、ミシシッピなど伝統的な共和党強固地域でも民主党候補が予想外の差で勝利を収め、共和党内部の危機感が高まっている。
このような有権者の心情の変化は、有権者がイデオロギーよりも実質的な「生活費負担」を投票の最優先基準にし始めた結果と解釈される。ジョージア州共和党コンサルタントのブライアン・ロビンソン氏は、与党である共和党が高物価の責任をそのまま背負っていると分析した。ドナルド・トランプ大統領は最近エネルギーコスト削減を約束し、戦略備蓄油1億7,200万バレルの放出を行うなど民心を和らげるために動いている。しかし、エルビルなど中東地域で激化したイラン戦争による原油高騰がこれらの景気刺激策の効果を相殺し、共和党の防衛戦略に支障をきたしている。
民主党は、この勢いを利用して州議会掌握のための攻勢を全方位に拡大している。民主党州議会選挙委員会(DLCC)は、今年ターゲット地域を42の議会に大幅に拡大し、歴代最大規模の5,000万ドル(約79億2,000万円)の予算を投入することを決定した。実際に、10日夜に行われたニューハンプシャー州議会選挙で民主党のボビー・ブドマン候補は選挙区で共和党候補を破る快挙を成し遂げ、民主党の上昇傾向を証明した。
これに対し共和党は、豊富な資金力と無党派層の動員による反撃を準備している。ウィスコンシン共和党の議長であるブライアン・シミング氏は、10日に行われた党会議でトランプ大統領とJ・D・バンス副大統領が激戦地を直接訪問して支持層を結集する計画であることを示唆した。
両党の運命を分ける次の激戦は、24日に予定されているフロリダ州議会補欠選挙だ。マール・ア・ラーゴの私邸が含まれる象徴的な選挙区で、民主党のエミリー・グレゴリー候補が共和党のジョン・メイプルズ候補を激しく追い上げており、今回の選挙結果が中間選挙全体の行方を左右する分水嶺になる可能性があるとメディアは分析している。
















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