
1日あたり平均65~75隻のタンカーが通過していたホルムズ海峡では、先月末のイラン戦争勃発以降、現在までに通過したのは90隻余りにとどまる。米CNNは17日(現地時間)、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖しているものの、中国人民元で取引される原油を積んだ船舶に限り通過を認める条件で、8か国と協議中だと報じた。
イランの情報筋によると、これらの国々は「人民元取引」を条件にイランと接触しており、8か国の具体名は公表されていない。
このようにイランは、1日2000万バレルの原油が行き交っていたホルムズ海峡の封鎖を戦略的手段として積極的に活用している。戦争以降、同海峡を通過した船舶の国籍は主に中国で、インド、パキスタン、トルコの船舶も一部含まれる。また、イランが人民元での取引を条件に通過を許可する意向を示したことで、中国がペトロ人民元(人民元建て原油先物取引)を超えて目指してきた基軸通貨の地位を確立する好機となったとの見方もある。
イランは、自国に友好的であるか、外交的対話を提案した国に対して選択的にホルムズ海峡を開放している。インドは14日、ガス運搬船2隻が同海峡を通過した際、外務省は「外交的解決による成果」と説明した。インドは先月拘束していたイランのタンカー3隻を解放する見返りとして通過を許可された。また、パキスタン籍の原油運搬船も15日、船舶自動識別装置(AIS)を作動させて同海峡を通過した。
イランは、自国に友好的であるか、外交的対話を提案した国に対して選択的にホルムズ海峡を開放している。インドは14日、ガス運搬船2隻がホルムズ海峡を通過したが、インド外務省は「外交的解決に基づく成果」と説明した。インドは先月拘束していたイランのタンカー3隻を解放する代償として、船舶通過を許可された。また、パキスタン国籍の原油運搬船も15日、船舶自動識別装置(AIS)をオンにしてホルムズ海峡を通過した。
イランのアッバース・アラーグチー外相は18日、アルジャジーラの報道によるインタビューで、ホルムズ海峡について「イランの隣にある海路を敵に使用させないのは当然だ」と述べ、「イランと中東の利益を踏まえた特定の規範に基づき、この海峡での平和的な通航が永続的に保証されるべきだ」と強調した。
また、イランが人民元で決済するタンカーの航行を許可したとしても、問題は残る。現在、戦争リスク保険は英米系保険会社に依存しており、人民元での決済では保険料が急騰したり、場合によっては全く保障が受けられない可能性がある。
















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