
米軍がカリブ海でまた「麻薬密輸船」と主張する船舶1隻を攻撃し、4人を殺害したと25日(現地時間)発表した。米トランプ政権はイランとの戦争中も、中南米で自らが麻薬密輸船だと主張する船舶に対し1か月以上にわたり海上軍事攻撃を続けている。
トランプ大統領は9月初めから「麻薬テロ組織」を標的とした海上の軍事攻撃作戦を開始した。今回の複数人殺害を含めると、米軍の船舶攻撃による船上での死者は163人に達する。米南方軍はカリブ海と東太平洋で、いわゆる麻薬密輸ルートを運行していた麻薬密輸疑惑の船舶をすでに数十回攻撃したと明らかにした。
米軍はその船舶が麻薬を運搬中だったと何の証拠も示さずに発表した。米軍司令部のSNS「X(旧Twitter)」の動画には、船1隻が問題の海域を通過中に突然爆発し、明るい炎に包まれる場面が投稿されていた。米国のドナルド・トランプ大統領はこうした攻撃が中南米の麻薬組織との「武装戦闘」だと主張してきた。米国への麻薬密輸と過剰摂取で米国民の命を奪うギャングの撲滅、米国への麻薬流入阻止には必須の措置だとした。

だが米政府は「麻薬テロ組織」殺害の主張を裏付ける証拠を一切示していない。これを批判する人々は、そもそもこうした船舶攻撃は違法であり、効果も疑わしいと主張する。最も致命的な麻薬であるフェンタニルはカリブ海ではなくメキシコから陸路で米国に密輸されているためだ。
メキシコでは中国とインドから輸入した化学物質で合成麻薬も製造し、米国に密輸出している。中南米海上の麻薬船攻撃は、米国の軍事力が中東戦争に集中し、米国の艦船と戦闘機がイランを攻撃、第82空挺師団の海兵隊兵力がすでに派兵されているか派兵の準備をしている間にも着実に続けられてきた。
















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