トランプ大統領「停戦は米国の完全勝利」…濃縮ウラン問題の解決にも自信

ドナルド・トランプ米大統領はイランと合意した2週間の停戦について「完勝」との認識を示した。終戦交渉で焦点となるイラン国内の濃縮ウランの扱いについても自信をのぞかせた。
タイムズ・オブ・イスラエル(TOI)やフランス24などによると、トランプ大統領は7日(現地時間)、AFPのインタビューで「米国は完全かつ全面的な勝利を収めた」と述べ「疑う余地のない100%の勝利だ」と断言した。さらに、中国の役割があったことを認め「北京がイランを交渉の場に向かわせたのか」との質問に対し「そう聞いている」と答えた。トランプ大統領は5月に中国訪問を控えている。
トランプ大統領は終戦交渉の核心議題となるイラン国内の濃縮ウラン処理について「完全に解決されるだろう」と述べ「そうでなければ停戦に合意していなかった」と語った。
国際原子力機関(IAEA)の発表や外電報道を総合すると、イランは60%まで濃縮されたウランを約440キロから450キロ保有しており、この大部分はイスファハンの核施設地下に保管されているとみられている。
トランプ政権はイランに示した終戦条件15項目の中で、ウラン濃縮の全面停止と60%濃縮ウランの全量をIAEAに移管するよう求めている。
しかし、イランは濃縮ウランの国外搬出には応じられないとの立場を維持してきた。また、現在最大60%とされる濃縮度を大幅に引き下げる余地はあっても濃縮活動そのものを全面的に放棄することはできないとの考えを示している。
停戦に慎重だったイスラエルが、米国に対しイランの核脅威を完全に取り除くことを求めている中、濃縮ウランの扱いは今後2週間続く米イランの終戦交渉で最大の争点の一つになるとみられる。
またトランプ大統領は、即時停戦に懸念を示していたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、イランが保有する濃縮ウランの引き渡しと将来的な濃縮再開の阻止という要求は譲らない考えを伝えたとされる。
一方、ホルムズ海峡の開放を巡る不確実性がなお残るとの指摘に対して、トランプ大統領は「長期的な合意に向けた強固な枠組みができている。15項目のうち大半はすでに合意済みだ」と述べた。2週間以内に終戦交渉が決裂した場合、発電所や橋への爆撃を再開するのかとの問いには「見守る必要がある」と述べ、明言を避けた。
















コメント0