メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

戦場は一つ、動くのは世界…イラン戦争が再編する“大国の勢力図”

竹内智子 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

イラン戦争が6週目に入る中、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は6日(現地時間)、今回の衝突が世界の政治秩序を再編し、主要大国がこれに合わせて外交戦略を調整していると報じた。

中国はアメリカの注目が中東に集中している隙を突いて南シナ海の人工島建設を再開するなど、戦略的利益の確保に乗り出した。中国は輸出依存度が高いため、原油価格の上昇と世界経済の減速に弱い構造を抱えている。

これを受けて中国はパキスタンとの協力を強化し、湾岸地域内の影響力拡大を図る一方、インド洋と主要海上路を巡るインドとの競争も一層激化する見込みだ。

日本は今回の戦争を機に中東の不安定がエネルギー安全保障に直結することを再認識した。中国とロシアがイランと連携して海上路を掌握した場合、資源へのアクセスが制限される可能性が高まるとの懸念が強まっている。このため日本は防衛力強化と安全保障協力を推進する一方、トランプ政権の不確実性にもかかわらず、アメリカとの同盟維持に注力している。

インドはエネルギー価格急騰による経済的負担が増す中、競争国パキスタンが中東和平の仲介者として台頭し、アメリカとの関係を改善したことで、経済的打撃と外交的孤立という二重の圧力に直面している。

ヨーロッパは今回の戦争を通じて世界舞台での影響力の弱体化を露呈したと評価されている。開戦に関する協議の過程で排除された上、対米関係と戦争遂行方式を巡って加盟国間の分裂も深まった。イタリアとスペインはアメリカの方式に懐疑的な一方、ドイツとルーマニアは協調的な態度を示し、欧州連合(EU)内の亀裂が深まる様相だ。

ロシアは原油価格上昇による収益増加という恩恵を受けているが、実情は複雑だ。ウクライナが湾岸諸国にドローン技術を販売し、イランとアラブ諸国間の対立が激化する中、イランとの関係維持とアラブ圏協力拡大という二重戦略に負担が大きくなっている。特にイランを支援してアメリカ施設攻撃に出た場合、トランプ政権との関係悪化も避けられない。

ロシアにとって最悪のシナリオはイラン政権が崩壊し、西側と関係を正常化する場合だ。これはロシアの同盟基盤を弱体化させ、権威主義国家間での影響力も低下させる可能性がある。またイランが世界経済に再編入される場合、中央アジア内陸国の石油・ガスおよび鉱物輸出経路が多様化する可能性が高い。これはロシアがこの地域に対する支配力を回復しようとする試みを挫折させるおそれがある。

WSJは「今回の戦争は湾岸地域の安全保障が全世界にとって重要であることを示している」とし、「イランがホルムズ海峡封鎖能力を維持する場合、各国がエネルギー確保のためにテヘランに依存せざるを得ない状況に陥る見通しだ」と指摘した。さらに、迅速かつ包括的なアメリカの勝利が平和のための最も現実的な解決策だと強調した。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる
  • 米軍縮小への不安の中で…ポーランド・バルト諸国が注目する「核共有」拡大案
  • ロシアが大規模空襲直後に停戦言及、撤退要求で圧力強化

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 寮に無断侵入した女性ファンが寝ている間にキス? アイドル時代の過激行動に“トラウマ”
  • 大物タレントに「芸人ですか?」発言…日本人メンバーの正直すぎる一言に苦笑い
  • 173cm・55kgの女優がラーメン4袋を完食…“吐き出し”疑惑にノーカットで大食いに挑む

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 寮に無断侵入した女性ファンが寝ている間にキス? アイドル時代の過激行動に“トラウマ”
  • 大物タレントに「芸人ですか?」発言…日本人メンバーの正直すぎる一言に苦笑い
  • 173cm・55kgの女優がラーメン4袋を完食…“吐き出し”疑惑にノーカットで大食いに挑む

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]