イラン、米国との第2回和平協議を拒否…海上封鎖や過度な要求理由に不参加を表明

イランは19日(現地時間)米国との間で予定されていた第2回和平協議に参加しない方針を正式に表明した。
イラン国営通信IRNAは同日、イランが第2回和平協議への出席を拒否し不参加を決定したと報じた。
SNS「X」の英語版公式アカウントを通じ、和平協議への不参加理由として「ワシントンによる過度な要求と非現実的な期待、頻繁な立場変更と繰り返される矛盾、さらに停戦違反と見なされる海上封鎖」を挙げたとIRNAは明らかにした。
またIRNAはペルシャ語版の記事の中で、パキスタンの首都イスラマバードで開催予定とされていた第2回和平協議に関する報道について「事実ではない」と否定した。
さらに、米国側が発表した関連報道については「世論操作を通じて責任を転嫁するための一環だ」と位置付け、米国の要求は「過度で非論理的かつ非現実的だ」と批判した。
加えて、米国側による立場変更や相反する発言が繰り返されていることや、海上封鎖が続いていることにより、協議の進展が妨げられてきたと強調した。
IRNAはこうした現状について「現時点では(和平協議に)実質的な成果を期待できる明るい展望はない」とも指摘している。
これに先立ち、2月28日にはイスラエルと米国がテヘランを含むイランの主要都市を共同攻撃し、当時の最高指導者アリー・ハメネイ師や高官級の軍指揮官、民間人らが多数死亡した。
これに対しイランはミサイルやドローンによる攻撃で応じ、中東地域の米軍基地やイスラエルへの攻撃を行うとともに、ホルムズ海峡の統制を強化していた。
その後、4月8日に交戦当事者間で停戦が成立し、11日から12日にかけてパキスタンの首都イスラマバードでイランと米国の代表団による和平協議が行われた。
しかし協議は決裂し、その後米国はホルムズ海域に対する独自の封鎖措置を実施した。
再び仲介国の努力により両国は第2回和平協議の開催を模索していたが、イラン側がこれを拒否したことで、今後の協議再開の見通しは不透明な状況となっている。















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