
米国の核兵器および宇宙防衛プログラムに参加してきた中核的存在である科学者11人が、ここ数年間相次いで死亡したり行方不明になったりした事件について、米連邦捜査局(FBI)が本格的な捜査に乗り出した。米国議会はこれを国家安全保障に対する深刻な脅威と位置付け、米ホワイトハウスおよび関連部門に対して厳しい真相究明を要求している。
米下院監視・説明責任委員会は最近、FBI、米エネルギー省、米国防総省、そして米航空宇宙局(NASA)に書簡を送り、遅くとも4月27日まで該当事件に関する報告を完了するよう命じた。同委員会のジェームズ・コマー委員長は今回の事件が単なる偶然である可能性は非常に低いとし、機密情報にアクセス権を持つ科学者の連鎖的な喪失は国家機密の漏洩に直結する問題だと強調した。
米トランプ政権も事態の深刻さを認識している。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は政府レベルでの全数調査が進行中であることを確認し、米国のドナルド・トランプ大統領も最近関連の会議を終えた後、「非常に深刻な問題」とし、すぐに具体的な回答を出すと述べた。FBIのカシュ・パテル長官は今回の捜査が機密情報へのアクセス権を持つ人物と外国勢力とのつながり、または背後に隠された陰謀があるかどうかを明らかにすることに焦点を当てると明言した。
今回の事件が特に注目される理由は、被害者たちが最近民間主導で急速に拡大している宇宙防衛技術の設計者たちだからだ。行方不明または死亡した科学者たちは小惑星の追跡および軌道の修正など地球防衛システムの専門家で、彼らの技術はブルーオリジンの「NEO Hunter」やスペースXのミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」プロジェクトの基盤になっている。
書簡に明記された主な事例を見ると、事件の奇怪さがさらに際立つ。再使用ロケットや宇宙兵器向け超合金の特許を持つモニカ・レザ氏は、2025年にハイキング中に失踪した。また、彼女とともに空軍の研究課題に従事していたウィリアム・ニール・マカスランド氏も、今年初めに拳銃1丁だけを所持して自宅を出た後、行方不明になった。この他にもロスアラモス国立研究所の職員2人が車と所持品を置いたまま数週間の間隔で姿を消すなど、被害者たちは主にカリフォルニアやニューメキシコなど核心研究基地が集中している地域で痕跡もなく消えた。
前FBIの関係者たちは、こうした一連のパターンについて、特定の外国勢力が機密情報を奪取するため、科学者を拉致・脅迫、さらには殺害する工作手法と一致しているとの見方を示している。宇宙および核の防衛という極めて閉鎖的で専門的な分野でこの程度の人員損失が発生することは確率的に不可能に近いというわけだ。
現在FBIは米国防総省および州政府の執行機関と協力し、消えた科学者たちの足取りを追跡する一方、彼らが保有していた機密情報が外部に漏洩したかどうかを精密調査中だ。NASAは「現在まで国家安全保障の脅威として確認された事実はないが、捜査に全面協力している」という原則的な立場を示した。民間の宇宙企業であるスペースXとブルーオリジンは公式なコメントを拒否している。













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