
米国とイランの協議が行き詰まり、ダウが下落するなど、米国市場はまちまちの動きとなった。だが、ナスダックとS&P500はわずかながら上昇し、再び史上最高値を更新した。27日(現地時間)、ニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は0.13%下落した。一方、S&P500は0.12%、ナスダックは0.20%それぞれ上昇した。これによりナスダックとS&P500は週末に続き史上最高値の更新を続けた。
国際原油価格は2%以上上昇し、ブレント先物は108ドル(約1,600円)を突破した。これは米国とイランの協議の行き詰まりが原因だ。しかし、原油価格は急騰しなかった。これはイランが米国にホルムズ海峡の再開放を提案したというニュースによるものとみられる。米メディアのアクシオスは匿名の情報源を引用し、この提案が仲介国のパキスタンを通じて米ホワイトハウスに伝えられたと報じた。
イランの提案は2段階だ。まずイランのホルムズ海峡の制御と米国の対イラン海上封鎖を同時に解除し、恒久的な終戦に合意するのが第1段階だ。その後、第2段階として両者の立場が鋭く対立する核問題について議論するというものだ。このニュースにより国際原油価格は急騰しなかったものの、米国市場には下方圧力をかけた。その結果、ダウはわずかに下落した。
一方、NVIDIAが4%以上急騰し史上最高値を更新するなど、テクノロジー株はほとんどがラリーし、ナスダックとS&P500は再び史上最高値を更新した。テクノロジー株のラリーにより米国市場の7大テクノロジー株はほとんどが上昇した。銘柄別ではテスラが0.60%上昇したが、ルシード・モータースは5.13%急落するなど電気自動車に関連する株はまちまちの動きを見せた。
半導体株はNVIDIAが4.01%、インテルが2.93%急騰したが、他の半導体株はほとんどが下落し、半導体指数も1%下落して取引を終えた。これにより半導体株指数は18日連続、史上最高値の更新で終わった。これはこれまでの急騰に伴う健全な調整とみられる。
市場は現在、ビッグテックの決算発表と米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心を移している。米連邦準備制度理事会(FRB)は29日にFOMCの結果を発表し、同日にはMS、アルファベットなどビッグテク企業が決算を発表する。















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