ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束作戦に関連する軍事機密を利用して巨額を稼いだ疑いを持つアメリカ軍特殊部隊員が法廷で無罪を主張した。

29日(現地時間)ロイターなどは、アメリカ陸軍特殊部隊所属のギャノン・ケン・ヴァンダイク(38)が前日、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所で行われた起訴内容の認否手続きに出席し、自身に適用された5つの容疑をすべて否認した。起訴内容の認否手続きは、裁判官が被告人に有罪・無罪の認否を行うアメリカ刑事裁判の初期段階である。
検察によると、ヴァンダイクはマドゥロ大統領を拘束してアメリカに移送する作戦に参加し得た機密情報を活用して予測市場プラットフォームPolymarketで利益を得た疑いがある。彼は約3万3,000ドル(約518万6,800円)を賭け、総額41万ドル(約6,443万8,000円)の利益を上げたと調査された。
ヴァンダイクは2025年12月8日から作戦計画および実行に関与し、12月26日にPolymarketアカウントを作成した後、「アメリカ軍のベネズエラ進入の有無」と「2026年1月31日までにマドゥロを排除する可能性」などに計13回にわたり賭けたと把握されている。
さらに、利益の大部分を暗号資産ウォレットに移した後、偽名のメールアカウントを使用して管理し、2026年1月6日にはアカウントアクセス権を喪失したという理由でプラットフォーム側にアカウント削除を要請するなど証拠隠滅を試みたと検察は見ている。

これに対し、検察はヴァンダイクに機密情報の不正利用、非公開政府情報の窃盗、商品詐欺、電信詐欺、不法金融取引などの容疑を適用した。
一方、ヴァンダイク側の弁護人は「彼はアメリカの英雄だ」とし、「犯罪ではない行為で不当に起訴された」と反論した。
なお、ヴァンダイクは保釈金25万ドル(約3,928万9,900円)を支払い、拘束されずに裁判を受ける予定だ。














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