
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は3日(現地時間)、米国のドナルド・トランプ大統領に対し、「実行不可能な軍事作戦を選択するか、イランとの悪い合意を受け入れるかの状況に直面している」と主張した。
IRGCの情報機関は国営メディアを通じて公開した声明で「トランプ大統領は実行不可能な軍事オプションとイラン・イスラム共和国との悪い合意のいずれかを選択せざるを得ない」とし、「米国の選択肢はますます狭まっている」と述べた。
米国とイスラエルが2月28日から始めた軍事衝突は4月8日以降一時中断されたが、その後の交渉は進展を見せていない。パキスタンで開かれた平和会談も成果なく終了し、膠着状態が続いている。その後、米国はイランの港を狙った海上封鎖を維持しており、イランはこれに対抗して重要な海上通路であるホルムズ海峡をほぼ閉鎖した状態だ。グローバルエネルギー輸送の要衝であるこの海峡を巡る緊張が交渉の核心的な変数になっている。
IRGCはまた中国とロシア、欧州諸国が米国に対して「態度を変えている」と主張し、外交環境が自国に有利に展開していると評価した。また、米国の海上封鎖に関連してイランが一定の「期限」を提示したと明らかにしたが、具体的な内容は公開しなかった。
米メディアのアクシオスは最近複数の情報筋を引用し、イランが米国に提示した提案に1か月の期限が含まれていると報じた。報道によるとイランはホルムズ海峡の再開放、米国による海上封鎖の解除、イランとレバノンを含む全戦線の戦争を永久に終結させるなど14項目からなる修正案を提示した。
イランのタスニム通信とファルス通信も類似の内容を伝え、双方が30日以内に未解決の争点を解消しなければならないという立場を強調した。交渉の議題にはイラン周辺地域での米軍撤退、制裁および凍結資産の解除、海上封鎖の解除などが含まれていると伝えられた。またレバノンを含む全ての戦線での戦争終結とホルムズ海峡管理に関する新たな仕組みの構築も議論されたと知られている。
トランプ大統領はこの日、SNSの「トゥルース・ソーシャル」でイランの提案を検討すると明らかにしながらも「その提案が受け入れられるとは想像しがたい」と述べた。双方が提示した条件間の隔たりが大きい状況で、軍事的緊張と外交的な駆け引きが当分続くと見られる。
















コメント0