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バイデン氏がトランプ氏を猛批判、腐敗と外交姿勢を非難

竹内智子 アクセス  

出典:ロイター通信
出典:ロイター通信

米国のジョー・バイデン前大統領が、ドナルド・トランプ大統領の各種事業を取り上げ、彼に対して「ルーザー(敗者)」と直撃弾を放った。2024年、2人が米大統領選挙に向けたテレビ討論会で対決してから2年が経った。

米CNN放送によると、バイデン前大統領はこの日、米メリーランド州ハノーバーで行われた米民主党の資金集めイベントで行った10分間の演説の中で、「米ホワイトハウスのイーストウィングを壊して舞踏会場を作り、ジョン・F・ケネディ・センターに自分の名前を付け、自分のためのアーチまで建てたかと思えば、今度は自分のプールのスタッフまで雇ってワシントンD.C.の名所であるリンカーン記念堂前のリフレクティング・プールを修理している」とし、「本当にとんでもない敗者だ」と嘲笑した。

続けて「リフレクティング・プールに映るのは自己愛と無能さよりも悪いもので、米国の歴史上どの政権でも見られなかったレベルの腐敗だ」と猛批判した。彼はまた、トランプ大統領が進めている司法「武器化」の被害者についても「トランプ大統領は2021年、米国議会議事堂襲撃事件に加担した者たちに納税者のお金を渡そうとしている。彼らは補償を受ける資格がない。長い間刑務所にいるべき人たちだ」と声を高めた。

米トランプ政権の外交政策についても批判した。バイデン前大統領はトランプ大統領が北大西洋条約機構(NATO)軍事同盟を「故意に歪曲し破壊した」とし、「彼は歴史上どの大統領よりも米国の国際的地位を大きく損なった」と強調した。

この日は偶然にもバイデン前大統領がトランプ大統領と2024年、米大統領選挙に向けたテレビ討論会を行ったちょうど2年になる日であった。CNNは「バイデン前大統領の10分間の演説は、退任後トランプ大統領に対する最も直接的な批判の一つだ」と指摘した。

彼は当時の討論で言葉を詰まらせ、ぼんやりとした姿を見せて論争を呼び、最終的には候補交代論が強まり再選を断念することになった。バイデン前大統領は過去1か月間、メリーランド、サウスダコタ、デラウェア州などで行われた米民主党のイベントに参加し、トランプ大統領に対する批判を繰り広げている。

一方、バイデン前米大統領は現在、がん闘病中だ。退任後の昨年5月に前立腺がんで闘病していることを公表し、同年9月には皮膚がん細胞の除去手術を受けていた。昨年1月に退任して以来、公開活動を控えていた彼の家族も最近公開活動を増やしている。前米大統領夫人のジル・バイデン氏は回顧録を出版し、息子のハンター・バイデン氏はSNSの「X(旧Twitter)」にアカウントを開設し、薬物中毒など自らの暗い過去や政治問題について意見を述べている。

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