米B-52爆撃機6機が英国から撤収…対イラン投入戦力の縮小始まるか

英国に配備されていた米空軍のB-52ストラトフォートレス戦略爆撃機6機が1日(現地時間)、撤収したことが分かった。ドナルド・トランプ米政権が対イラン戦争に投入した戦力の縮小を始めたとの見方が出ている。
米軍事専門メディアThe War Zone(TWZ)は同日、航空写真を基に「B-52爆撃機6機が3機ずつ2回に分かれて、英国のフェアフォード空軍基地を離陸した。最初の編隊は午前10時15分、2番目の編隊は午後2時20分に離陸した」と報じた。
撤収した6機のB-52は対イラン戦争の開始後に欧州へ展開された戦力とされる。TWZによると、このうち3機は開戦から8日後の3月8日にフェアフォード空軍基地へ配備されたという。
米中央軍と地球規模攻撃軍団(AFGSC)は今回の撤収について公式な見解を示していないが、TWZは米国とイランが追加攻撃を控えることで一致し、間接協議を行った日に撤収が実施されたことに注目している。
またTWZは「A-10サンダーボルトII攻撃機やF-22、F-15E戦闘機など複数の戦力が帰還する動きも確認されている」と伝えた。その上で「一旦撤収した後に大規模な戦力を再配備することは、すでに大きな負担を抱えている米軍にさらなる重圧を与えることになる」と指摘し、米国が中東から撤収した戦力を再び展開する可能性は低いとの見方を示した。
ただし、米国とイランは終戦に向けた了解覚書(MOU)の締結後もホルムズ海峡で軍事的な衝突を続けており、核協議が行き詰まった場合には、トランプ政権が空爆を再開する可能性を完全には否定できないとの見方もある。
TWZは「B-52が英国を離れたからといって、トランプ大統領が新たな爆撃を命じられなくなるわけではない」と指摘し、フェアフォード空軍基地にはB-1ランサー戦略爆撃機12機が引き続き配備されていると伝えた。必要に応じて、米本土から爆撃機を発進させることも可能だとしている。














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