
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が6日(現地時間)、ウクライナ侵攻は「空の戦い」で勝敗が決まると語ったとフィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。ゼレンスキー大統領は、ウクライナがすでに戦場でロシアの勝利を阻止し、ロシア艦隊を西部黒海の大部分から押し返すのに成功したと強調した。そして今や空が勝負を分ける戦場として残っていると述べた。
彼はロシアが地理的にも兵力面でも優位にあるとしながら、「正直、領土の大きさはそれほど重要ではない。我々はすでに空中戦に移行しており、そこでは競争力がある」と語った。ゼレンスキー大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領が4日の電話会談で、ウクライナの長距離ドローン(無人機)作戦を「非常に上手くやっている」と評価したと明かした。トランプ大統領をウクライナ側に引き込めるかとの質問に、ゼレンスキー大統領は「トランプ大統領は成功する側にいたいと考える人物だ」とし、「彼の性格、迫る選挙、彼の立場、この戦争の終結に対する彼の考えなど、多くの要因が絡む問題だ」と答えた。
またゼレンスキー大統領は、ウクライナが長距離ドローンを生産・配備し、ロシア奥深くの軍事・エネルギー施設を攻撃してロシアの戦争機械を鈍らせ、戦争の様相が変わったと主張した。しかし、脆弱な防空能力のため、戦争の勝敗を断言できないとも指摘した。ウクライナは2日、ロシアによる今年最大規模のミサイル攻撃を受け、31人が死亡した。6日にもロシアのミサイル29発を一発も迎撃できず、少なくとも15人が死亡、43人が負傷した。
ゼレンスキー大統領は双方の空襲を指して「戦争が変化している証拠だ」とし、4年以上続いた消耗戦の末、激しい戦闘が続くにもかかわらず戦線がほとんど動かない「新たな局面に入った」と指摘した。彼は「戦線がほぼ固定され、敵が海で自由に動けないなら、残るのは空だ」と述べた。ロシアの繰り返すミサイルとドローン攻撃にもかかわらず、ゼレンスキー大統領はウクライナの勝利に自信を示した。彼は「我々のパートナーが財政的にウクライナを見捨てず、我々の兵士が戦線を守り続け、ロシアが1km前進するたびに数万、時には数十万の兵力を失い続けるなら、決定的な戦いは空で行われる」と語った。
続いてゼレンスキー大統領は、モスクワとサンクトペテルブルクへの大規模なドローン攻撃がもたらす心理的衝撃が、最終的にロシアのウラジミール・プーチン大統領の計算を変えると主張した。彼は「モスクワに向かって飛ぶドローンが100機ではなく1,000機になれば、彼も理解し始めるだろう」とし、「彼が直接感じ始め、目にするようになれば、ウラル山脈の向こうのどこかに移るよう勧める側近が現れると思う」と強調した。ゼレンスキー大統領は「プーチン大統領がモスクワから遠ざかるほど、戦争の終わりは近づく」と述べた。
















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