米国、寄生虫感染の原因とされるアイスバーグレタスが27州でリコール

米国で寄生虫の集団感染が確認される中、メキシコ産のアイスバーグレタスが感染源の可能性があるとして、大規模なリコールが実施されている。
18日(現地時間)、 ニューヨーク・タイムズなどによると、大手農産物メーカーTaylor Farmsは、寄生虫に汚染されている恐れがあるアイスバーグレタスを米国内27州で自主回収すると発表した。
対象となるのは、先月29日から今月16日にかけてメキシコ中部から出荷され、アラバマ州、アーカンソー州、コネティカット州、フロリダ州、ジョージア州、アイオワ州、イリノイ州、インディアナ州、カンザス州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、マサチューセッツ州、メリーランド州、ミシガン州、ミズーリ州、ミシシッピ州、ノースカロライナ州、ニューハンプシャー州、ニュージャージー州、オハイオ州、オクラホマ州、ペンシルベニア州、サウスカロライナ州、テネシー州、テキサス州、バージニア州、ウィスコンシン州で流通したカット済みのアイスバーグレタスだ。
この寄生虫に汚染されたレタスを摂取すると、サイクロスポラ症を発症し、下痢や食欲不振、吐き気などの症状が現れることがある。寄生虫は、便で汚染された食品や水を介して感染するとされている。
米疾病対策センター(CDC)によると、これまでに全米34州で約7,000人の感染が確認されている。
Taylor Farmsは1995年創業の大手農産物メーカーで、スーパーマーケットだけでなく、「Taco Bell」や「Jack in the Box」などの外食チェーンにもレタスを供給している。
このうち、ミシガン州やオハイオ州、インディアナ州、ウェストバージニア州、ケンタッキー州のTaco Bell店舗で提供されたレタスと、サイクロスポラ症の発生との関連が確認されたという。
Taco Bellは17日、全店舗で使用しているレタスを撤去した。また、Jack in the Boxも、テキサス州、オクラホマ州、ルイジアナ州で対象となるレタスが流通していたことを受け、別の仕入れ先の製品へ切り替えたと説明している。
さらに、Walmartも予防措置として、レタスサラダ4商品を自主回収すると発表した。同社は「対象商品を購入した場合は、食べずに廃棄するか、最寄りの店舗へ持参すれば全額返金に応じる」と呼びかけている。
Taylor Farmsでは、今回が初めての集団感染ではない。2024年にはマクドナルド向けに供給したタマネギが原因とされる大腸菌の集団感染が発生したほか、2015年にはコストコのチキンサラダに使用されたセロリとタマネギについても、汚染の恐れがあるとしてリコールが実施された。
















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