
中国の6月の原油輸入量は前年同月比41.3%減少し、2927万2000トンにとどまったと財訊快報、自由時報、中国能源网が22日に報じた。
各メディアは中華人民共和国海関総署の最新統計を引用し、6月の原油輸入量が10年ぶりの最低水準に落ち込んだと伝えた。1~6月の累積原油輸入は2億4800万トンで前年同期比11.4%減少した。
国別ではロシアが中国最大の原油供給国の座を維持した。6月のロシア産原油の輸入は830万1000トン(1日平均202万バレル)で、昨年同月比0.6%減少した。
ブラジルは421万2000トンで8.4%増加し2位に浮上し、サウジアラビアは342万トン(1日83万バレル)で56.7%急減し3位にとどまった。サウジ産原油の輸入量は2018年7月以来最低となった。
アラブ首長国連邦(UAE)産原油の輸入は6万トン(1日1万バレル)で98%減少し、オマーン産は13万トン(1日3万バレル)で96%減少し、事実上輸入が中断された。イラクとクウェート産の原油輸入は増加した。
マレーシア産原油の輸入は134万トン(1日33万バレル)で昨年同月比81%減少し、前月と比較しても14%減少し、2022年2月以来最低となった。
インドネシア産原油の輸入は250万トン(1日61万バレル)で前月比29%減少し、今年1月以来の最低を記録した。それでも中国は2024年にインドネシアから約10万トンしか輸入しなかったが、2025年7月以降は月間輸入量が200万トンを超えるなど、輸入規模が大幅に拡大した。
以前、中国のインドネシア産原油の輸入増加がマレーシア近海での米国制裁対象のイラン産原油の輸送経路を隠すための手段の一つだとする報道があった。
市場では中国がイラン産とベネズエラ産の原油をマレーシアとインドネシア産に原産地を変えて持ち込む事例が少なくなく、東南アジア近海での船舶間の積み替えが頻繁に行われていると見ている。
中国能源网は6月の国際原油価格が米国とイラン間の休戦とホルムズ海峡通航再開の影響でイラン戦争前の水準に近づくほど下落し、輸入原油の平均価格が前月比5.5%下落したトン当たり5234.7元(約12万6120円)だったと分析した。















コメント0