
中国海警局の船舶が尖閣諸島周辺の接続水域を航行した日数が、過去最多を更新したことが明らかになった。
30日付の「産経新聞」によると、日本の第11管区海上保安本部の発表として、昨年から今年にかけての累計で、尖閣諸島周辺の接続水域において中国海警船が航行した日数は356日に達した。これは、2012年の尖閣諸島国有化以降、年間ベースで最多となった。
接続水域は、領海(基準線から12海里)の外側に位置する海域であり、沿岸国が領海や領土における法令違反を防止・処罰する目的に限り、一定の取締権を行使できる区域とされる。国際法上、接続水域は基準線から12~24海里(約22.2~44.4キロメートル)の範囲で設定することができる。
「産経新聞」によると、これまでに確認された中国海警船による日本の領海侵入は計27件に上り、このうち領海内で操業していた日本漁船に接近しようとした事例は8件であった。
同紙は、中国海警局について「事実上の第2海軍化が進んでいる」と指摘し、「最近では海警船の大型化が進み、056A型コルベット艦など中国海軍の軍艦を改造して転用した船舶も増えている」と報じた。
さらに、船舶の大型化により、気象条件の影響を受けにくくなったことで、尖閣諸島周辺に事実上、常時展開できる態勢が整いつつあるとの見方を紹介した。中国側には、海警船を尖閣諸島周辺に常時配置することで、管轄権を既成事実化しようとする狙いがあると分析した。













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