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「習近平の屈辱」前例なき一日2回失敗、中国ロケット開発に走った亀裂

梶原圭介 アクセス  

引用:Youtube
引用:Youtube

中国の宇宙関連企業が1日に2回のロケット打ち上げに失敗するという、前例のない事態が発生した。

国有宇宙大手の中国航天科技集団は1月17日(現地時間)、SNSを通じて「同日午前0時55分、四川省の西昌衛星発射センターで長征3号B運搬ロケットを使用して人工衛星を打ち上げたが、失敗した」と発表した。同集団によると、ロケットは第1段および第2段は正常に飛行したが、第3段エンジンで異常が発生し、最終的に軌道投入に失敗した。現在、具体的な原因を調査中である。

長征3号Bは1996年以降、115回以上の打ち上げ実績があるが、失敗は約5回にとどまっていた。今回の事例は2020年4月以来、約5年9カ月ぶりの打ち上げ失敗となった。

同日、民間企業からもロケットの打ち上げ失敗が報告された。星河動力(ギャラクティック・エナジー)はSNSを通じ、「同日午後0時8分、セレス2号(谷神星2号)民間商業運搬ロケットが甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げられたが、飛行中に異常が発生し、初の試験打ち上げ任務は失敗に終わった」と発表した。同社は打ち上げ失敗について謝罪の意を表した上で、「全力を挙げて故障原因を調査し、次回の任務を成功させる」と強調した。

今回の相次ぐ失敗は、中国のSNS上で大きな関心を集めている。1日に2回もロケット打ち上げが失敗したことは、中国の宇宙開発史上初めてのことであるからだ。近年、中国のロケット打ち上げ失敗率は極めて低く推移していた。昨年は過去最多の92回の打ち上げを行い、300機以上の人工衛星を軌道に乗せたが、失敗はわずか2件であった。これを受け、一部では失敗が重なった17日を「暗黒の土曜日」と称する声も上がっている。

「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、「今回の事例は中国の宇宙産業が急速に発展する過程で避けられない成長痛である」と評し、「失敗を糧に迅速な打ち上げ計画を進めるイーロン・マスク氏率いるスペースXと今回の事例を比較する意見もある」と伝えた。かつてスペースXは「スターシップ」の打ち上げに何度も失敗しながらも、これを「学びの機会」と評価した。一方、中国の民間企業が失敗後に謝罪メッセージを出した点は対照的である。

国営メディア「解放日報」の科学ブログは、「打ち上げ失敗は終わりではなく、産業の成熟に必要な段階である」とし、「問題は失敗の有無ではなく、誤りを徹底的に調査し、経験を蓄積して再び挑戦できるかどうかだ」と指摘した。

欧州の天体物理学者であるダニエル・マリン氏は、「長征3号Bは問題が解決されるまで運用が中断されるだろうが、長期的に大きな影響があるかは疑問だ」とし、「セレス2号の不具合も、今後の飛行計画を大幅に遅延させることはないだろう」と予測している。

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