
米国のドナルド・トランプ大統領は、戦争が長期化する可能性を否定し、近く終結するとの見方を示した。
トランプ大統領は9日、CBSニュースとの電話インタビューで、戦争は終結に向かっているとの認識を明らかにした。
さらに同日、米フロリダ州のトランプ・ナショナル・ドラル・マイアミで開かれた記者会見では、米側が決定的な勝利を収めつつあり、計画よりもはるかに前倒しで進んでいると説明した。そのうえで、戦闘はまもなく終わるとの見通しを示した。続く質疑応答でも、対イラン軍事作戦の終了時期について非常に近いと述べている。
トランプ大統領は、イランの空軍と海軍が事実上壊滅状態にあると強調した。米軍とイスラエル軍がイラン艦船51隻を撃沈し、ミサイル施設など5,000か所以上の標的を攻撃したと説明したほか、この日からドローン製造施設への攻撃も始まったと明らかにした。
また、イラン軍について、海軍も通信能力も空軍も失った状態だと主張した。イランのミサイル能力も10%以下に低下したとしている。
その後、戦争を受けて変動が大きくなった国際原油価格を意識したかのように、国際原油輸送の要衝であるホルムズ海峡にも言及した。トランプ大統領は、ホルムズ海峡を掌握することも検討していると述べた。さらに、長期的にはイランの船舶、ドローン、ミサイル、核兵器による脅威がなくなり、石油供給ははるかに安全になると強調した。あわせて、こうした脅威を一挙に終わらせることで、米国家庭の石油とガスの価格も下がるとの考えを示した。
一方、イランが、米国とイスラエルの攻撃で死亡した最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ師の後継者に、次男のモジュタバ・ハメネイ師を選出したことには否定的な反応を示した。
トランプ大統領は失望したと述べたうえで、世界と米国の利益のために自らが進んで行おうとしている対応に応じない別の指導者が権力を握り、5年後や10年後に再び同じ問題に直面する事態は望まないと警告した。さらに、モジュタバ師に代わる最高指導者候補を念頭に置いているとも語ったが、具体的な名前には触れなかったと伝えられている。














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