
イランと米国の武力衝突が続く中、ホルムズ海峡周辺で船舶4隻が相次いで攻撃を受けた。
11日、「CNN」などの海外メディアによると、アラブ首長国連邦(UAE)の港を出発したタイの海運会社プレシャス・シッピング所属の貨物船が攻撃を受け、乗組員の救助作業が行われている。また、日本の船舶も原因不明の衝突により船体を損傷したとのことだ。
イスラム革命防衛隊(IRGC)はこの日、イスラエル企業が所有するリベリア籍の貨物船「エクスプレスルーム号」を午前中に攻撃し、同船を停止させた。革命防衛隊は「警告を無視して航行した」と主張している。続けて、タイ籍の貨物船「マユリー・ナリー号」についても同様に警告を無視したとして攻撃を認めた。当時、同船には乗組員23人が乗船しており、そのうち20人が救助されたが、残る3人が船内で救助を待っているという。タイ海軍は現在、攻撃の経緯について詳細な調査を進めている。
同日、UAEのラアス・アル=ハイマ北西約25海里(約46.3km)の海域では、日本の商船三井(MOL)が運航する貨物船「ワン・マジェスティ号」が未確認の発射体に接触した。日本のメディアによると、負傷者はなく、浸水や火災、油漏れも発生していない。運航にも支障はないとされている。
さらに、UAEドバイの北西約50海里(約92.6km)の海域でも別のバルク船が攻撃を受けた。海上リスク管理会社「ヴァンガード・ロジスティックス・サーヴィセス」によると、この船舶はマーシャル諸島籍の「スター・グイネス号」で、船体に損傷を受けたものの、乗組員全員の安全が確認されている。
革命防衛隊は「ホルムズ海峡を通過するすべての船舶はイランの許可を得なければならない」と強調。世界の原油輸送量の約20%を担う同海峡は事実上の封鎖状態にあり、中東産の原油や石油製品を積んだ船舶の通航が中断されている。先月28日の開戦以来、同海峡周辺で攻撃を受けた船舶は少なくとも15隻に達した。
イランの中央司令部報道官、ハータム・アンビヤー氏は国営テレビを通じた声明で、「米国やイスラエル、およびその同盟国に属する、あるいはこれら諸国の石油貨物を積んだいかなる船舶も正当な標的と見なす」と警告。さらに、「米国とイスラエルの攻撃が続くならば、中東から1リットルの石油も輸出できないようにする」と威嚇した。














コメント0