引用:Depositphotos
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トランプ米大統領が「意味深な冗談」で聴衆の笑いを誘った。

トランプ大統領は22日(現地時間)、ジョージア州の高校で行われた遊説演説で「出馬宣言しに来た」と切り出した。

聴衆から笑いと歓声が上がると、トランプ大統領は微笑みながら「ただの冗談だ」と言い、演説を始めた。

トランプ大統領は2028年の大統領選挙に再出馬するという「冗談」を言ったが、米国憲法上、トランプ大統領の3選出馬は不可能だ。米国憲法修正第22条は「何人も大統領に二度を超えて選出されることはできない」と規定している。

しかし、トランプ大統領の3選出馬の示唆は常に支持層を刺激しており、強硬派の支持層の一部はすでにトランプ大統領の3選出馬を要求している。

トランプ大統領は先月、代表的な激戦区であるペンシルベニア州第7選挙区を訪れ、「(前回の大統領選で)ここで圧倒的な勝利を収めた」と述べ、「もしかしたら再出馬しなければならないかもしれない。もう一度出馬しようか」と問いかけた。

これに現場にいたマック・トラックス工場の労働者たちが口笛を吹いて応じると、トランプ大統領は「私もそうしたい」と言った。

トランプ大統領は再就任直後の昨年3月、NBCインタビューで「3選挑戦は冗談ではない。そうする方法がある」と述べた。同年10月には野党民主党指導部との会合の席で「TRUMP2028」と書かれた帽子を自分の机の上に置いた。2028年大統領選に出馬する意向を示したものだ。

ワシントンの政界では、トランプ大統領が冗談めかして再出馬の可能性に言及し、支持層の結集に利用していると分析している。

トランプ大統領が今回訪れたジョージア州はペンシルベニア州とともに代表的な激戦州とされている。

2020年の大統領選では、当時のジョー・バイデン候補が49.5%の得票率でトランプ氏(49.3%)を破った。2024年の大統領選ではトランプ大統領が民主党のカマラ・ハリス候補を50.7%対48.5%で破った。

トランプ大統領は今回の演説で中間選挙に出馬するジョージア州共和党候補者たちを壇上に呼び上げ、支持を求めた。
トランプ大統領は今回の遊説演説で2020年の大統領選が不正選挙だったという主張を繰り返した。
トランプ大統領は連邦選挙の有権者登録の際にパスポートや出生証明書など米国市民権を証明する書類の提出を義務付ける内容が核心の「SAVE America Act」を通過させるべきだと主張した。

同法案は下院を通過したが、民主党のフィリバスターを終わらせるために必要な上院60票を確保できず、保留中だ。

トランプ大統領は支持者たちに投票機を監視するよう呼びかけた後、中間選挙で「操作できないほど大差で勝たなければならない」と強調した。

トランプ大統領は2020年の大統領選でジョージア州で49.24%を得票し、ジョー・バイデン前大統領(49.47%)にわずかな差で敗れた。

トランプ大統領はジョージア州で不正選挙があったと主張した。これに対しジョージア州では全体の手作業検証と再検証を実施したが、いずれもジョー・バイデン前大統領の勝利を確認した。選挙結果を覆すほどの広範な不正行為があったという証拠も見つからなかった。

「3選ジョーク」で支持層の結集を図るトランプ大統領の支持率は、30%台後半にとどまっている。
米国のアクシオスの19日の報道によると、共和党側の調査でトランプ大統領の不評が好評より10ポイント高かった。ワシントン・ポストとイプソスの登録有権者調査では、不評が好評より19ポイント高かった。

ワシントン・ポスト(WP)と世論調査機関イプソスが8~13日に米国の成人2648人を調査した結果でも、トランプ大統領を支持するという回答者は37%で、昨年2月の調査と同じだった。

ただし、強く支持するという回答は15%で歴代最低値だった。2期トランプ政権が発足した昨年初めには27%だったが、昨年2月に19%を経て徐々に減少した。

WPは「トランプ大統領の国政運営を支持する人々のうち3分の2が『強く支持』を選んだ初任期時と比較される」と伝えた。

有権者が経済状況を否定的に評価し、その責任をトランプ大統領に転嫁しているとの調査結果も出た。ウォール・ストリート・ジャーナルの世論調査を担当する民主党側の世論調査専門家ジョン・アンザローン氏は先週、Xで「有権者はトランプ氏の経済政策が状況をさらに悪化させたと感じている」とし、「実際にそうだ」と主張した。

共和党内部では、イラン戦争とガソリン価格の上昇の中でトランプ大統領の支持率が下がり、今回の中間選挙で下院多数党の地位を守るのは容易ではないと認める雰囲気が広がっているという。

荒巻俊
荒巻俊

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