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イラン大統領「戦争拡大望まず」も…イスラエルには「相応の報復」警告!戦火の連鎖に歯止めかからず

川田翔平 アクセス  

引用:mint

中東地域で緊張が高まる中、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は16日(現地時間)、イスラエルとの対立について「戦争の悪循環の拡大を望まない」と述べ、事態の収束を模索する姿勢を示した。一方で、イスラエルの軍事行動が続く場合には「相応の報復は避けられない」と警告した。

イスラエルとイランの衝突は、13日にイスラエルがイランの核関連施設や軍事拠点を空爆したことで始まり、16日で4日目を迎えた。両国の軍事的応酬は激化しており、軍事施設のみならず民間インフラにも被害が拡大している。

イラン保健省の発表によれば、13日以降の3日間で少なくとも224人が死亡。イスラエル側でもこれまでに24人が死亡し、約600人が負傷したとされる。

イスラエル首相府によると、イランは4日間でイスラエルに対し、弾道ミサイル約370発と数百機のドローンを発射したという。これにより、イスラエル国内30か所が攻撃を受けた。イランの攻撃により、イスラエルの製油所や送電インフラにも被害が出ている。一方イスラエル国防軍は、イランのミサイル発射施設の約3分の1を破壊したと発表している。

また、イスラエル軍はイランの核関連施設に加え、世界最大規模のガス田への攻撃も行ったとしている。

こうした中、イラン大統領はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を実施。国営通信によれば、イランは「今回の戦争を始めたわけではない」と主張しつつ、自国の民間人や科学者、軍高官が殺害されたことを踏まえ、報復措置は避けられないとした。また、米国との核交渉再開の是非については「シオニスト政権(イスラエル)による地域攻撃が停止するかどうかに左右される」と述べた。

これに対しエルドアン大統領は、トルコとして事態の緩和と核交渉の再開に向けた仲介役を担う用意があると表明した。

一方、イスラエル軍の報道官によると、同国空軍はイラン領空内でイラン空軍のF-14戦闘機2機を撃墜したという。詳細な交戦の経緯は明らかにされていないが、イスラエルのF-35戦闘機がイラン領空に侵入した上での作戦とみられる。

前日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、同国の軍用機とパイロットがイラン上空に姿を現すことになると警告していた。今回の戦闘機撃墜は、そうした発言の直後に行われたものとなる。

中東地域における緊張は、今後さらに高まる恐れがある。

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