
アメリカ・ニューヨーク州の20代男性が、生後3週間の娘をクロスボウで殺害し、最低25年の懲役刑を言い渡された。
Newsisの報道によると、1日(現地時間)、米地域メディアWBNGなど海外メディアは、先月27日にニューヨーク州ブルーム郡裁判所のジョセフ・F・コリー判事が、2級殺人容疑で起訴されたパトリック・D・プロフリート(28)氏に対し、最低25年から最長終身刑の懲役刑を言い渡したと伝えた。
プロフリート氏は2023年6月26日未明、妻と娘をクロスボウで殺害した容疑で起訴された。
彼は生後3週間の娘の泣き声をめぐって妻と口論になった後、興奮して隣室からクロスボウを持ち出し、娘を抱いていた妻に向けて発射した。
矢は娘の肩を貫通し、妻の胸を刺したとされる。娘は即死、妻は命に別状のない怪我を負った。
その後、彼は矢を抜き取り、妻の携帯電話を隠して通報を妨害した上で、トラックで逃走した。
ブルーム郡保安官事務所はその後、森に潜伏していたプロフリート氏を発見した。
ブルーム郡地方検察によると、彼は取り調べ中、自身の行動に対する後悔の念をまったく示さなかったという。
検察は「彼は妻や3週間の子どもの安否を一度も尋ねなかった」とし、「大したことではないと言い、できるだけ早くここから出たいと述べただけだった」と説明した。
プロフリート氏は、事件発生から約2年後の今年初めになってようやく有罪を認めた。2023年には無罪を主張していた。
彼には過去に複数回の家庭内暴力歴があり、事件当時は接近禁止命令も出されていたという。
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