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航空機25機・小麦350万トンの“押し売り”に続き、今度は100億円分の小麦も…バングラデシュ、“関税圧力”に屈した涙の買い入れ

竹内智子 アクセス  

引用:Wikimedia Commons
引用:Wikimedia Commons

バングラデシュ政府は、米国との貿易摩擦の緩和と、ドナルド・トランプ米大統領が課した高額な輸入関税の引き下げを目的に、米国産小麦22万トンの購入を承認した。

同政府は30日(現地時間)、政府間(G2G)取引により1トンあたり302.75ドル(約4万5,700円)で米国産小麦を調達することを決定。供給は、シンガポールに拠点を置く貿易会社を通じて行われる予定だ。

バングラデシュは今月初め、今後5年間にわたり、毎年70万トンの米国産小麦を輸入する内容の覚書(MOU)を締結していた。

現在、同国は比較的価格の安い黒海地域産の小麦に依存しており、米国産やカナダ産の高級小麦は、主にブレンド用として少量のみ輸入している。

今回の決定により、米国産の高タンパク質小麦が国内市場に流通する機会が増えるとみられている。穀物トレーダーは「米国産小麦が黒海産小麦に取って代わることはないが、流通が進めば、民間製粉業者が使用するカナダ産の高タンパク質小麦と競合する可能性がある」と指摘する。

また、バングラデシュ政府は7月27日、米ボーイング社に航空機25機を発注しており、米国産主要品目の輸入拡大を通じて、両国間の貿易摩擦の緩和を図っている。

同国の貿易代表団は今週、米国で貿易交渉を進めているという。

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