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「愛国者であり友人」トランプ絶賛!米軍兵士の“給与危機”に198億円寄付した“隠遁の億万長者”に全米注目!

梶原圭介 アクセス  

 

米国の一個人が、米連邦政府のシャットダウン(業務の一時停止)により給与を受け取れなくなった現役の米国軍兵士のために、1億3,000万ドル(約198億9,843万円)を寄付したことが、ニューヨーク・タイムズ(NYT)により25日(現地時間)に報じられた。

この寄付者は「隠遁の億万長者」ティモシー・メロン氏(83)である。米国のドナルド・トランプ大統領は24日、専用機内での記者会見で彼を「愛国者であり友人」と称賛しつつも、「彼は注目されることを望んでいない」との理由で名前の公表を控えた。ただし、トランプ大統領は「私の世界や政界では非常に珍しい存在だ」と述べ、メロン氏を熱烈に賞賛した。

メロン氏は銀行財閥の相続人であり、かつてトランプ大統領の選挙運動に巨額の献金を行った経歴がある。たとえば7,500万ドル(約114億8,210万円)を寄付するなど、過去5年間で合計2億2,700万ドル(約347億5,249万円)を共和党支援に費やしている。

1970年代にはフェミニストや環境保護運動、米国の先住民への慈善寄付に率先して取り組んでいたが、約10年前から政治的な傾向が変化したとされる。メロン氏から巨額の政治資金を受けたロバート・ケネディ・ジュニア米保健福祉長官は、彼を「極めて好奇心旺盛で、個人の自由に対する情熱が強い人物」と評した。メロン氏はトランプ政権1期目中、南部国境の壁建設を支援したこともある。

メロン氏の祖父、アンドリュー・メロン氏は1921年から11年間米国の財務長官を務め、その後駐英米大使も歴任した。彼は鉄道用枕木の製造会社を創業し、航空会社「パンナム」を買収して再建に挑むも、その後再売却を行った。また、探検家アメリア・イアハート氏の捜索活動への巨額寄付など、ドン・キホーテのような行動も見せた。昨年6月時点で、メロン財閥の資産は140億ドル(約2兆1,436億円)と推定されている。

しかしながら、メロン氏の寄付額は現役の米国軍兵士に十分な給与を支給するには不十分と評価される。現在、米国の現役軍人は130万人おり、今回の寄付金を均等に分配すると、1人あたり約100ドル(約1万5,311円)になる。昨年、米連邦政府は軍人給与に1,910億ドル(約29兆2,449億円)以上を支出し、2週間ごとに支給される軍人給与には平均70億ドル(約1兆718億円)が充てられている。

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