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マツダ、技術は完成しても“復活のゴーサイン”出ず…ICONIC SPを止めた現実

山田雅彦 アクセス  

【引用:マツダ】ICONIC SPが世界のファンを熱狂させたのは、RX-7を思わせるプロポーションとロータリーエンジン復活への期待が重なった瞬間だった。しかし時間が経つにつれ量産化の話題は急速に静まり、技術トップが語った「技術は準備済み、問題は資金」という一言が現実の重さを突きつけた。マツダが直面しているのは技術力ではなく、採算性という冷徹な壁だった。

【引用:マツダ】電動化への大規模投資を続ける中、純粋スポーツカーは優先順位から外れた。BEV・HEV・内燃機関の三本柱を維持するマルチソリューション戦略に舵を切った結果、ロータリー搭載スポーツの量産化には巨額の設備投資が必要となり、社内でも収益モデルの不透明さが指摘されている。ただしプロジェクトそのものが消えたわけではなく、CTOは「夢のクルマ」と語り、ロータリーチームの再編成も進めている。

【引用:マツダ】VISION X-COUPEの登場は、その火種がまだ生きている証拠だった。ICONIC SPの流れを汲むデザインに加えて、ターボ+ハイブリッドで約375kWを発揮する新世代ロータリーPHEVは技術的に大きく進化した。しかし電動化プラットフォームや新エンジン「SKYACTIV-Z」、複数の新ハイブリッド開発が並行する現状で、専用ラインを整備して量産へ踏み切るのは現実的に難しい状況となっている。

【引用:マツダ】それでもマツダはスポーツカーのDNAを手放していない。ロータリーの直接駆動を視野に改良を続け、エンジニアたちは数年以内の実現を見込む。一方で次世代ロードスターは軽量構造とMT継続を軸に着実に進行しており、ブランドの「走る歓び」を未来につなぐ役割を担っている。ICONIC SPは今もいつか戻る伝説として残り、ロータリーの魂が消えない限り復活の道は完全には閉じていない。

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