引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ロシア軍が1月の1か月間に計3万1,700人の死者を記録したと伝えられている。

ウクライナ軍総司令官のオレクサンドル・シルスキー氏は9日(現地時間)、「敵の空襲撃退と兵力補充及び補給状況、要塞化作業状況、戦闘及び作戦任務遂行状況などを分析した結果、1月の1か月間にロシア軍の総死者は3万1,700人に達することを確認した」と伝えた。続けて「これは同じ期間にロシア軍に増援された兵力より9,000人多い数値だ」とし、「この傾向は今後も当分の間続くと見られる」と付け加えた。

シルスキー司令官はまた、1月にウクライナ軍が「ディープストライク(Deep Strike)」作戦を通じてロシアの石油及びガス施設を狙った48回の空襲を敢行したと明らかにした。その結果、ロシアの石油精製量は年間5,340万t、前年対比19%減少したという。さらにウクライナの防空網は、1月の間に迎撃資産不足にもかかわらず、様々な種類のロシアのドローン(無人機)2万1,600機を含む計2万1,700機の空中目標を撃墜した。

ウクライナ軍のこのような主張は西側諸国の国際分析家たちの意見ともほぼ一致している。戦略国際問題研究所(CSIS)の分析によると、ロシアはウクライナとの戦争で膨大な人命損失を被ったにもかかわらず、領土占領は限られていたという。CSISは「ロシアは2022年2月に侵攻戦争を開始して以来、約120万人の死傷者を出した。これは第二次世界大戦以降、主要大国が単一の紛争で被った最大の損失だ」と伝えた。

続けて「2025年の1年間にロシアの死傷者は約41万5,000人に達すると推定される。これは月平均死傷者が約3万5,000人に達する計算だ」とし、「開戦以来ロシア軍の総死者数は最大31万5,000人に達する見込みだ」と付け加えた。

CSISは今回の戦争でロシア軍の死者数は1980年代アフガニスタンでのソ連軍の死者数の17倍以上、1990年代と2000年代にそれぞれ行われた第一次及び第二次チェチェン紛争の際の死者数の11倍、第二次世界大戦以降のすべてのロシア及びソ連の戦争の死者数を合計したものより5倍以上多いと報告している。

これに関連してウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ロシアがウクライナ東部を完全に制圧するまでには最低2年かかり、その過程で兵力約80万人を失うことになるだろう」と警告した。

一方、米国のドナルド・トランプ大統領はウクライナとロシアに終戦交渉の期限を来る6月に設定したと伝えられている。

ゼレンスキー大統領は7日、「米国は今夏の開始前までに戦争を終結させることを両者に提案しており、この時間枠に従って両者に圧力をかけるだろう」とし、「米国は終戦のためにすべてを尽くすつもりであり、(ロシア・ウクライナも)6月までにすべてを行うことを望んでおり、明確なスケジュールを求めている」と述べた。

これについて一部ではトランプ大統領が来る11月の中間選挙を前に焦っているのではないかとの推測が出ている。トランプ大統領が「焦って」終戦期限を設定したことにより、ロシアが交渉の主導権を握る可能性が高まった。現在ロシアは原油輸出量が減少し、兵力不足も深刻な状況だが、トランプ大統領のように政権を奪われる危機も、ウクライナのように一方的な劣勢に置かれているわけではないからだ。

米国は米・ロシア・ウクライナ3者会談を初めて米フロリダで開催しようと提案したが、ロシアは3者会談を米国で開催する考えはなく、そのような議論もしたことがないと反論した。

望月博樹
望月博樹

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コメント2

  • モア

    ロシアはこの数の死傷者に耐えられるのだろうか? ウクライナには祖国防衛と言う大義があるがロシアにはそのような大義はない。 ロシア人は何の意味もない戦場で無駄に死んでいくだけの存在なのか。

  • サル

    ロシアはこの数の死傷者に耐えられるのだろうか? ウクライナには祖国防衛と言う大義があるがロシアにはそのような大義はない。 ロシア人は何の意味もない戦場で無駄に死んでいくだけの存在なのか。

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