
最近、不法に使用していた衛星インターネット「スターリンク」を遮断されたロシア軍の打撃が予想以上に大きいようだ。10日(現地時間)、ウクライナの軍事専門メディア「ミリタルニー」は、ロシア軍がウクライナ戦争の捕虜を脅迫してスターリンクに加入させようとしていると報じた。
今月初め、スペースXはウクライナ政府と協力してロシアのスターリンク使用を阻止するため、ウクライナ地域の不法端末使用を遮断した。これはロシア軍がスターリンク装備を搭載したドローン(無人機)でウクライナの後方を攻撃したり、さらには騎馬隊まで活用したりするほど使い道が増えたためだ。
これまでロシア軍は西側の制裁を避けるため、第三国を通じてスターリンク端末を密輸した後、占領地内でウクライナのネットワークを盗用して使用してきた。

これに対し、スペースXはウクライナ政府が承認した端末のみ接続できる「ホワイトリスト」制度を導入した。また、時速75km以上で移動する装置ではインターネットが自動的に切断されるよう設定し、ロシア軍のドローン使用を阻止した。
このような措置が取られると、ロシア軍の打撃は予想外に大きかった。実際に6日、英テレグラフは親ロシア傾向の軍事ブロガーを引用し、スターリンク・サービスが中断された後、前線に投入されたロシア軍部隊の約90%が通信接続を失ったと報じた。

スターリンク・サービスが遮断されると、ロシア軍はバックアップ回線を稼働させるなど慌ただしくなったという。ここに以前のようにスターリンクを迂回で利用するため、第三国からホワイトリストに含まれることができる端末を密輸したり、名義を登録してくれるウクライナの民間人を1万フリヴニャ(約3万5,000円)で募集したりしている。
これについてミリタルニーは「ロシア軍が捕虜の家族にスターリンク端末を自分たちの名前で登録するよう脅迫している」とし、「もしこの端末で人命被害が発生した場合、ウクライナ法に基づき厳しい刑事責任を負うことになる」と報じた。














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