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「世界初、ナトリウムイオンEV始動」CATLと長安汽車が2026年に動かす”電池革命”

山田雅彦 アクセス  

引用:CATL
引用:CATL

中国の車載電池最大手である「CATL」が、中国の自動車メーカー「長安汽車」と手を組み、世界初となるナトリウムイオンバッテリー搭載の電気自動車(EV)を2026年内に発売する予定であることが、10日(現地時間)にモビリティ専門メディア「InsideEVs」によって報じられた。

CATLが開発したナトリウムイオンバッテリー「ナクストラ(Naxtra)」は、最大で175ワット時毎キログラムのエネルギー密度を実現しており、電気のみで400キロメートル以上の走行が可能となっている。今後、サプライチェーンが安定すれば、ハイブリッドモデルでは300から400キロメートル、純電気モデルでは500から600キロメートルまで走行距離が伸びる見込みである。

特に「ナクストラ」は、氷点下30度の極寒環境においても、既存のリチウムイオンバッテリーと比較して3倍以上の出力を維持し、氷点下40度で90パーセント以上の容量を保持する特性を持つ。また、氷点下50度でも安定した電力供給が可能であり、粉砕、穿孔、切断といった過酷な極限テストにおいても発火することなく動作する高い安全性を証明した。

最初の搭載モデルは「長安啓源A06」であり、その後はさまざまな車両へと採用が拡大される予定となっている。「ナクストラ」が実際に公表された通りの性能を発揮するか、中国西部および東北部の極寒環境における実地検証の結果に大きな注目が集まっている状況だ。

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