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ウクライナ戦争が数日でロシアの勝利に終わるという当初の予想に反し、4年以上も長引く中、「親クレムリン」のロシア軍事ブロガーたちが、苛立ちを隠せなくなっている。彼らは異例にも軍の作戦失敗を批判したり、政府の戦果発表に反論したりすることが増えている。

ル・モンドは25日(現地時間)、「ウクライナ侵攻4年、Zチャンネル(ロシアの戦争強硬派によるTelegram発信)のロシア超国家主義者たちが焦燥感を隠せない」という見出しの記事でこの現象を指摘した。Zはウクライナ戦争でロシア軍が装備や軍服に使う識別標識だ。Telegramで活動するロシア軍事ブロガーたちはアルファベットZを掲げ、ロシア政府が発表した戦況ニュースなどを伝えてきた。ロシア国民に政府の戦争遂行を正当化し、士気を高める役割も果たしてきた。

しかし、戦争が4年を超えるにつれ、彼らの口調に変化が見られる。50万人の登録者を持つTelegramチャンネル「ミグ」はウクライナ戦争勃発4年目の24日、「4年。私たちは3年前に書いた投稿を繰り返し、2年前に書いた投稿を再利用し、特別軍事作戦(ウクライナ戦争)開始1年後の文章を持ち出すことしかできない」と記した。続けて「付け加える言葉がない。どんな状況でも楽観を維持しようということ以外は」と述べた。大都市占領などの戦果報告が少ないことへの苛立ちを表したものと解釈できる。

軍指揮部の戦略を批判する声も聞かれる。25万人の登録者を持つザハール・プリレーピンさんは「問題はロシアがすぐに勝利できないことではない。目標自体がないことが問題だ」とし、「我々は(ウクライナの首都)キーウに向かうこともなく、(黒海沿岸の大都市)オデーサに向かうこともない。このままではウクライナの非武装化も、脱ナチ化(ロシアが言うウクライナ政府の転覆)も実現しないだろう」と指摘した。ロシア軍がウクライナ東部ドネツク前線で足踏みしていると批判したのだ。

登録者6万人のスビャトスラフ・ゴリコフさんは「ここに軍の最高幹部から続出する腐敗事例が加われば、状況は非常に悲惨だ」とさらに辛辣に指摘した。

一部のチャンネルはロシア政府の戦況発表に反論する分析を投稿することもある。昨年12月2日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシア軍がウクライナの大都市ハルキウへの玄関口であるクピャンスクを制圧していると発表した。しかしその直後、軍事Telegramチャンネルは都市で依然として攻防戦が繰り広げられていると伝えた。

登録者156万人の大規模チャンネル「リバール」はこの日も「クピャンスク前線で戦闘が続いている」とし、「1番学校周辺で交戦が続き、都市北部の外縁では小規模な部隊の交戦が続いている」と戦闘の継続を伝えた。

このような態度の変化は、戦争が予想以上に長期化することへの疲労と失望感の表れだとル・モンドは解釈した。もともとロシアはもちろん西側でも、世界の二大軍事大国であるロシアが数日でキーウを制圧するだろうという予想が優勢だった。しかしウクライナ軍は戦争初期の2022年3月に戦車とドローン(無人機)を活用した機動防御でロシア軍をキーウ周辺から追い出した。その後はドネツク州のウクライナ要塞都市を中心に数年間にわたる消耗戦が続いている。

米戦争研究所(ISW)によると、ウクライナ全土でロシア軍が占領した割合は2022年3月26.2%からその年の年末17.8%に縮小した。その後2023年の年末17.9%から昨年末19.3%に増加するなど、占領速度は遅い。

特に先月、アメリカが南米の親ロ国家であるベネズエラを攻撃し、3時間余りでニコラス・マドゥロ大統領を逮捕したため、ロシア軍事チャンネルの自国軍に対する不満はさらに顕著になった。ロシアは国境を接するウクライナとの戦争で4年目に目標を達成できない一方、アメリカはカリブ海を越えてベネズエラを航空機・特殊部隊などで攻撃し、比較的容易に指導者を排除したからだ。当時ロシアのチャンネルには「カラカス(ベネズエラの首都)3時間、キーウは4年」と皮肉る投稿が続いた。

ル・モンドは「Telegramで活動するいわゆるZブロガーたちはロシア当局が発表する勝利報告よりもはるかに栄光に欠ける現実を伝えている」とし、「特別軍事作戦が5年目に入るとZ陣営はもはや幻滅を隠さない」と伝えた。

梶原圭介
梶原圭介

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