
クウェートがイランによるミサイルやドローン攻撃への対応を進める中、米軍のF15戦闘機3機が同国の防空網に誤って撃墜される事故があった。搭乗していた6人は全員が脱出し、無事に救助された。
米中央軍は2日(現地時間)、「イランへの空爆作戦に参加していた米軍戦闘機3機が、クウェート上空で味方の誤射とみられる攻撃により撃墜された」と発表した。米空軍機がクウェートの防空網によって誤って撃ち落とされた可能性があるとしている。
今回の事故は、イランが先週末、米国とイスラエルによる合同空爆への報復として、ペルシャ湾一帯の米軍施設を攻撃する中で起きた。米イスラエル両国の空爆では、イランの最高指導者であるアリー・ハメネイ師が死亡したとされる。
この地域の複数の米軍基地や関連施設が同時多発的に攻撃を受け、湾岸諸国は防空態勢を強化して対応に当たった。だが、緊迫した交戦下で、同盟国間による誤射という予期せぬ事態が現実のものとなった。
米国とイスラエルによる対イランの空中戦は3日目に入り、戦線は拡大している。イスラエルはレバノン南部を空爆し、これに対してヒズボラがミサイルやドローンで反撃した。イランもクウェートやカタール、アラブ首長国連邦など湾岸諸国に向けてミサイルを発射し、キプロスにある英国空軍基地にまでドローンが飛来している。
米国防総省は、作戦開始から最初の24時間で1,000を超える目標を攻撃したと明らかにした。統合参謀本部は「短期間で終わる作戦ではない」と述べ、長期戦になる可能性があると示した。作戦の終了時期については、ドナルド・トランプ米大統領が判断すると説明している。
ピート・ヘグセス米国防長官は、今回の作戦の目的について「イランの対外的な軍事力投射能力を排除することだ」と明らかにした。作戦の期間については「具体的な時期は示さない」と述べ、明言を避けた。さらに、イランが核開発を進める過程で整備してきたミサイル戦力や海軍力などの通常戦力基盤についても「積極的に排除する」と強調した。
ヘグセス長官は「今回の任務は、イランの攻撃用ミサイルを破壊し、ミサイルの生産能力を無力化するとともに、海軍やその他の安全保障インフラを排除することにある。その上で、イランが決して核兵器を保有できないようにする」と述べた。
















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