
ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏が、市場の変動性に警戒感を示すとともに、自身の投資方針に言及した。米投資会社のバークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット会長の現金重視の戦略にも触れ、相場急落に備えた資産配分の重要性を強調した。
キヨサキ氏は15日(現地時間)、自身のSNSで「暴落時でも現金は無価値ではない」と投稿し、バフェット氏が株式や債券を売却して多額の現金を保有している背景について分析した。同氏は、バフェット氏が「好機に備えて資金を温存している」状態にあると説明した。これは、市場が急落した際に割安となった資産を迅速に買い付けるため、流動性を確保していることを意味する。
一方で、自身はバフェット氏の手法をそのまま踏襲しているわけではないとし、「先週、数百万ドル(数億円)の現金を使って石油関連資産や金、銀、ビットコインを追加購入した」と明かした。そのうえで、「バフェット氏が私と同じ行動を取るとは思わない」と述べた。さらに、投資家に対し、相場急落時に備えた明確な計画を持つよう呼びかけ、「暴落時に現金の使い道が分からないのであれば、何もしないのが最も賢明かもしれない」と助言した。
今後の市場見通しについては、「相場の大幅下落後、金や銀、ビットコインの価格は上昇する」との見方を示した一方、「予測が外れる可能性もある」とも述べ、慎重な姿勢も示した。また、地政学的リスクに関しては、「イランがホルムズ海峡でタンカーへの攻撃を続ける限り、私が保有するテキサス州の油田の価値は上昇し続ける」との見通しを示した。
キヨサキ氏は、自らの見通しが外れた場合でも、不動産や事業からのキャッシュフローが下支になるとの認識を示したうえで、投資家に対し「自分にとって最も安全で最善の選択をしてほしい」と呼びかけた。













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