
カタール最大の液化天然ガス(LNG)生産拠点がイランの報復攻撃により大規模な被害を受けたとカタール内務省が18日に発表した。
被害地域はカタールの首都ドハから北に70kmの工業都市ラスラファンで、LNGをはじめ、石油化学、発電、淡水化など大規模な産業インフラが集中している。グローバルLNG供給量の約20%を占めるカタールのLNG生産・輸出拠点でもある。施設に被害が発生すれば国際エネルギー市場とアジアの輸入国に波及効果が大きいとの懸念が出ている。
カタール内務省は18日(現地時間)イランの攻撃により北部沿岸に位置する国家の重要なガス施設で火災が発生したと発表した。内務省は声明で「イランの標的攻撃後、現在消防当局がラスラファン地域の火災を鎮火している」と述べた。カタール国営エネルギー企業であるカタールエナジーはイランの攻撃によりガス施設に「広範な被害が発生した」とした。
会社側は「攻撃直後に火災鎮火のため緊急対応チームが即座に投入されたが、すでに施設に広範な被害が発生した状態だ」とし、「幸いにも現在まで報告された人命被害はない」と述べた。
この日、国家の主要エネルギー施設の一つを攻撃されたイランは湾岸地域の石油・ガス施設に対して報復すると予告した。イスラム革命防衛隊はこの日サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールのエネルギー施設を攻撃すると脅迫した。
その上でサウジのサムレフ製油所とジュベイル石油化学コンビナート、UAEアルハサンガス田、カタールの石油化学工場を挙げ、実際に攻撃を実行に移した。
















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