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「4日で6000人が消耗…」“肉挽き”で兵士を削るプーチン戦術、その果てに何が残るのか

望月博樹 アクセス  

引用:ソウル新聞
引用:ソウル新聞

ロシア軍がウクライナ前線の複数区間で圧力を強化し、過去4日間で6000人以上の兵力を失ったとの主張が出た。

米政治メディアポリティコは23日(現地時間)、オレクサンドル・シルスキーウクライナ軍総司令官の話として「ロシア軍が数万の兵力を無差別攻撃に投入し、この過程で4日間で死傷者6000人が出た」と報じた。

シルスキー総司令官はこの日の声明で「ロシア軍は複数の戦略的方向から同時に我が軍の防御線を突破しようと試みた。過去4日間、ロシア軍の攻撃作戦は計619件に達した。これは非常に大きな圧力だった」と述べた。

さらに「4日間の集中攻撃作戦でロシア軍の死傷者は6000人以上」とし「ウクライナは概ね敵の攻勢を撃退することに成功した」と主張した。

ウォロディミル・ゼレンスキーウクライナ大統領もこの日「冬が終わり、天候が良くなるとロシア軍の活動が目に見えて活発になり、攻撃回数も増加した」とし「しかしこれはロシア軍のさらなる損失を意味する。過去1週間で8000人以上が死亡または重傷を負った」と強調した。

また「ウクライナのドローンが役割を果たしており、我が軍の防御線も堅固だ」と付け加えた。

米シンクタンク戦争研究所(ISW)は最新の戦争評価報告書で「ロシアがウクライナの反撃に対応して南部地域に兵力を再配置した」とし「ロシア軍は以前にも前線の複数地域で同時多発的な攻勢を展開することに失敗しており、ウクライナが最近収めた成功に対抗して要塞地域に意味のある進撃を試みる可能性は低い」と分析した。

プーチンの「肉挽き」戦術、いつまで続くのか

ロシア軍は2022年2月の開戦初期からウクライナより多くの人口を利用して量的勝負を続けてきた。この戦争方式は「肉挽き機」に例えられた。

ロシア軍の肉挽き戦術はウクライナ東部バフムートなど一部前線では効果的だったが、相当な前線で大きな損失をもたらした。

ウクライナメディアユナイテッド24はこの日「ロシア軍が東部前線全域にわたって大規模な兵力を繰り返し投入し攻撃を行っている」とし「この戦術は膨大な犠牲を払っても限られた成果しか得られていないようだ」と報じた。

続けて「この攻撃形態は東部前線で繰り返し現れる特徴となった」とし「ロシア軍は防御線を試し、兵力を消耗し、膨大な兵力を利用して突破し前進しようとする試みを繰り返す」と指摘した。

また「ロシア軍の『肉挽き』戦略は攻撃に投入された兵力の被害が拡大しているにもかかわらず、兵力の尊重よりも速度を重視する指揮方式を示している」と付け加えた。

イラン戦争で後回しにされたウクライナ戦争平和会談

米国とイスラエルの対イラン軍事作戦で国際社会の関心が中東に集中している状況で、ウクライナは厳しい戦いを続けている。

21日、ウクライナは平和協定の議論のため米国フロリダ州で米国の当局者らと対面した。今回の交渉は米国とロシア、ウクライナ代表団が先月17日と18日にジュネーブで会談した後、約1か月ぶりだ。

今回の会談にロシアは代表団を派遣しなかった。ゼレンスキー大統領は以前、ロシアが米国での3者会談開催を拒否し、代わりにスイスやトルコでの会談を提案したと明らかにしていた。

ドナルド・トランプ米大統領の義理の息子であるジャレッド・クシュナーと共に米国代表団を率いるスティーブ・ウィトコフ特使はSNSで「ウクライナの当局者らとの会談が建設的だった」とし「包括的な平和協定に近づくため残された懸案を絞り解決することに集中した」と述べた。

ただしイラン戦争が長期化する雰囲気が続く中、欧州では米国が中東を優先し軍事支援、特に防空システムの支援が遅れる可能性があるとの懸念が相次いでいる。

欧州連合(EU)外交政策責任者カヤ・カッラスは「同じ資産を巡って競争が繰り広げられている」と述べた。

現在ウクライナ戦争平和協定は、ロシアが掌握した東部ドネツクなどの領土問題を巡って全く意見を縮められず停滞状態にある。ロシアはドネツクの一部など自国が掌握していない場所を含めて東部ドンバスを領土に含めようとしているが、ウクライナはこれを拒否している。

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