供与を約束したF-16が1機も届かず…ゼレンスキーを裏切ったノルウェー

3年前、ノルウェーがウクライナに提供すると約束したF-16戦闘機が、いまだ1機も引き渡されていないことが明らかになった。8日(現地時間)、ノルウェーの公共放送NRKは、6機のF-16が修理のため現在ベルギーにとどまっていると報じた。
2023年8月にウクライナを訪問したノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ首相は、「ウクライナへF-16戦闘機6機を譲渡する用意がある」とし、「戦闘機の支援はウクライナの軍事能力を大幅に強化することになる」と述べていた。これに対し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領もノルウェーの決定を歓迎し、「独立記念日にとって最良の知らせだ」と謝意を示した。
その後、ノルウェー政府は6機のF-16戦闘機の提供を最終決定し、同年中の引き渡しを発表したが、現在までにウクライナに到着した機体は1機もない。

報道によると、ノルウェーが提供予定のF-16のうち4機は飛行不能の状態で、2025年4月に分解されベルギーの工場へ運ばれた。修理および再組立てにはさらに1年を要する見通しだ。
匿名を求めたウクライナ軍関係者はNRKのインタビューで、「ベルギーに送られた4機のF-16には、各機あたり約100点の部品が欠品している。組み立てには相当な時間がかかる」と明らかにした。
残り2機は以前デンマークでウクライナの操縦士の訓練に使用されていたが、現在ベルギーの修理拠点にあり、1年以上修理が続いている。
これについて、ノルウェー国会国防委員会の委員長ペーテル・フレリヒ氏は、「これは明白なスキャンダルだ」と批判し、「多くの国民はこれらの戦闘機がすでにウクライナ防衛に投入されていると考えている」と指摘した。
実際、2025年1月、ノルウェー国防相は最初のF-16がウクライナに引き渡されたと発表し、計画通り進んでいるとしていた。

ウクライナは開戦以降、ロシアに対抗して実質的な軍事的成果を上げるためには空軍力の強化が不可欠であり、そのためにF-16の導入が必要だと繰り返し訴えてきた。
実際にオランダやデンマークはF-16を提供しており、機数は安全保障上の理由から公表されていないものの、西側メディアは30機以上と推定している。














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