
米連邦下院は16日(現地時間)、イラン戦争の停止を求める決議案を否決したとAP通信が報じた。
決議案は賛成213票、反対214票で否決された。共和党からはケンタッキー州選出のトーマス・マッシー下院議員のみが賛成に回り、民主党ではメイン州選出のジャレッド・ゴールデン下院議員を除く全員が賛成した。前日の上院でも同様の決議案が賛成47票、反対52票で否決されていた。
米上下両院はいずれも共和党が多数を占めている。民主党主導で採決にかけられた今回の決議案には、ドナルド・トランプ米大統領に対し、イランに展開する米軍の撤収を命じる内容が盛り込まれた。採決を前に共和党は軍事作戦の遂行中に大統領権限を制限すべきではないとして、決議案に反対する方針を固めていた。
米国憲法では戦争を宣言する権限は議会にある。大統領は議会の承認なしに米軍を長期の武力紛争に投入することはできない。議会の承認を得ずに紛争に関与した場合は原則として60日以内にすべての部隊を当該地域から撤収させなければならない。ただし、大統領が軍事上やむを得ない必要性を示した場合には、駐留期間を90日まで延長できる。
















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