
ハンガリーの拒否権行使で保留されていたEUのウクライナへの貸付支援が22日(現地時間)に承認されたとロイター通信が報じた。
EUは27カ国の大使がこの日ブリュッセルで会議を開き、ウクライナの財政支援に使われる900億ユーロ(約156兆円)規模の貸付支援と対ロ制裁第20弾を承認したと明らかにした。12日の総選挙で政権が交代したハンガリーが昨年12月に行使した拒否権を撤回したとされる。
親ロシア派のオルバーン・ヴィクトル前ハンガリー首相は、ウクライナが石油パイプラインの修理を意図的に遅延させ、自国へのロシア産原油輸送を妨げているとし、EU貸付支援に反対した。しかし、総選挙後に政権を握ったティサ党のマジャル・ペーテル代表はウクライナへの貸付に即座に賛成すると表明し、ウクライナもパイプラインを修理すると応じた。21日、ウクライナはパイプラインの復旧が完了したと発表した。
この日承認されたウクライナへの貸付支援案と対ロ20回目の制裁案は、EU非公式首脳会議が開かれる23日に正式に確定する。これに先立ち、EU欧州委員会はウクライナ支援が承認されれば第1四半期内に実行可能だと述べていた。
















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