アメリカ・フロリダ州の高校教師が、保護犬施設で一番年を取った犬のために特別な週末のお泊まり会を準備し、その話がSNSで広まって、人々の感動を呼んでいる。
19日(現地時間)、ニューズウィークの報道によると、サラソータ郡人道協会(HSSC)でボランティア活動をするマッケンジー・ガーナーさんは、保護施設での生活に疲れ切った10歳と推定される老犬「テディ」を見て、一時保護を申し出た。
日頃から定期的に保護犬の散歩ボランティアや一時保護を実践しているガーナーさんは、狭い犬舎でストレスを感じている老犬たちの現実に目を向けた。

アメリカの保護犬施設では、老犬は子犬に比べて里親探しの優先順位が低く、滞在期間が長くなるケースが多い。
多くの施設では、保護犬が家庭環境に慣れる方法を学び、性格に関するデータを収集して、里親探しの失敗率を減らすため、週末のお泊まりプログラムを運営している。
テディは他の施設から移されてきたため、過去の情報が全くなかった。ガーナーさんがテディを散歩させていた際、テディが屋外での排泄にこだわっていることに気づき、かつて家庭で暮らしていたという形跡を発見したという。
ガーナーさんは「テディは犬舎の中で一度も粗相をしなかった。ただおっしっこをあまりにも長く我慢している姿が、本当にかわいそうだった」と語り、その後、施設の承認を得て金曜日から月曜日までテディを家に連れて帰ることにした。
週末の間、犬同伴で行けるレストランを訪れたり、ハーフマラソンの会場で選手を応援したり、ビーチバレーの試合を観戦したりするなど、活発な屋外活動を楽しんだ。
「私を家族にして」というメッセージが書かれたスカーフを巻いて市民たちと触れ合い、家ではガーナーさんと温かな交流を交わした。
ガーナーさんがテディの日常を収めた動画をSNSに投稿すると、一部からは「老犬に束の間の幸せを味わわせた後、再び冷たい施設に戻すだなんて、期待させておいて突き落とすような残酷な行為だ」という批判の声も上がった。
これに対しガーナーさんは、短期的な一時保護が保護犬の里親探しにどれほど決定的な役割を果たすかを説明する続編の動画を投稿した。
ガーナーさんは「一時保護を通じて、犬が家でどのような行動をとるのかを把握し、里親希望者に共有することができる」と述べ、「こうした情報不足が、里親からの返還の主な原因になる」と強調した。
実際、ガーナーさんはテディと過ごす中で、テディが猫や他の犬たちとも仲良くでき、子どもたちにも優しく、車内でも静かに過ごせるという事実を確認することができた。同時に、分離不安症で一人になると吠えてしまうという重要な情報も見つけた。

施設の犬舎ではなく、ガーナーさんの家で待機していたテディは、最終的に猫と暮らす定年後の夫婦のもとに引き取られることになった。
ガーナーさんは「詳細な情報を提供できたおかげで、テディと里親家族の両方にとって理想的なマッチングが実現した」と伝えた。
続けて「全ての人が、保護犬を世話してから再び送り出すという精神的な余裕を持っているわけではないが、一時保護が里親の決定につながるたびに、別の犬を助けるチャンスが生まれる」と語り、地域の保護施設への関心を呼びかけた。













コメント0