
米国がホルムズ海峡を封鎖して約20日後、インド向けと推測される液化石油ガス(LPG)の運搬船が初めて海峡を通過したことが確認された。3日(現地時間)の海外メディアによると、マーシャル諸島籍の超大型LPG運搬船「サルブ・シャクティ」号が前日ホルムズ海峡を抜け、オマーン湾に入ったという。この事実は船舶情報サイトで確認された。
約4万5,000トンのLPGを積んだこの船舶は、船舶自動識別装置(AIS)にインド人船員が乗船したインド行き船舶と表示され、積荷の所有者はインド国営石油会社のインド石油公社とされる。4月13日、イランとの交渉が決裂し、米国がホルムズ海峡の封鎖に乗り出して以来、インド関連のエネルギー運搬船が海峡を通過したのは今回が初めてだ。
サルブ・シャクティ号は3月3日、アラブ首長国連邦(UAE)のガントゥート港を出港し、イラン側の航路に沿って海峡を通過したという。ただし、この過程でイラン側に通行料を支払ったかどうかは不明だ。
これに先立つ1日、米財務省は世界の海運会社に対し、安全な通航のためイランに資金を支払ったり、攻撃回避の保証を求めたりすれば制裁対象になる可能性があると警告した。今回運ばれたLPGの量は、米国・イラン戦争勃発前の基準でインドの約半日分の消費量に相当する。現地では今回の通過を機に追加のエネルギー輸送が続く可能性があるとの期待も出ている。
インドは通常、原油輸入量の約40%、LNG輸入量の50%以上、LPG輸入量の90%をホルムズ海峡経由で輸入しており、今回の事態でエネルギー供給に大きな支障をきたしている。これを受けインドは、国内のLPG生産量を1日約5万4,000トン水準に拡大するなど、供給不足の解消に乗り出している。
一方、2月28日の戦争勃発後、米国の封鎖措置が実施されるまでの間、インド国籍のLPG運搬船8隻と油槽船1隻が海峡を通過した。この過程はインド政府とイラン間の協議を通じて行われたという。現在、ペルシャ湾にはインド船舶14隻が滞留しており、インドに向かっていた多数の外国船舶も足止めされている。
















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