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中国機墜落事故で故意遮断疑惑再燃、NTSB資料が新証拠示す

望月博樹 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

CNNは4日(現地時間)、2022年に中国・広西チワン族自治区の山腹に墜落し、乗客123人と乗員9人の計132人全員が死亡したボーイング737-800型機の事故について、操縦室内の何者かが故意にエンジンへの燃料供給を遮断したことが原因だったとする米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査結果が明らかになり、事故当時に浮上していた故意墜落の可能性を裏付けていると報じた。

この事故は数十年ぶりに中国で発生した最悪の航空事故だったが、中国民用航空局(CAAC)は2022年3月21日に発生した中国東方航空5735便墜落事故の原因について明確な釈明を出していなかった。事故機は中国南西部の昆明を出発し、広州に向かう途中で墜落した。

NTSBが情報公開請求に基づいて公開した資料によると、ボーイング737-800型機が墜落する直前に両側のエンジンの燃料スイッチが同時にオフになったことが示されたという。このデータは航空機のフライトデータレコーダ(FDR・いわゆる「ブラックボックス」の2つのうちの1つ)から抽出されたもので、残骸から回収された後、分析のためワシントンD.C.のNTSB研究所に送られた。ボーイングが米国の航空機製造業者であるため、NTSBが今回の調査に参加することになった。

NTSBの報告書は「高度2万9,100フィート(約9,000m)で巡航していた航空機の両側エンジンの燃料スイッチが作動位置から遮断位置に移動したことが確認され、その後エンジンの回転数が減少した」と述べている。CNNで航空アナリストを務めるデービッド・スーシー氏は「データは墜落直前に燃料スイッチが手動で遮断位置に置かれたことを明確に示しており、スイッチが再び作動位置に戻った証拠はない。これはエンジン再始動の試みがなかったことを意味する。スイッチが誤ってオフになったのであれば、操縦士は再びオンにしようとしたはずだ」と述べた。

同報告書は、飛行機の発電機が2万6,000フィートの高度で電力を失い、FDRの記録が中断されたため墜落直前の状況は記録されていなかったが、もう一つのブラックボックスであるコックピットボイスレコーダー(CVR)はバッテリーのバックアップにより引き続き録音されていたと述べている。米国の調査官は損傷したCVRから音声録音ファイル4つを確保してCAACに送ったが、NTSBはそのオーディオファイルのコピーを保管していないと述べた。

CNNはCAACと中国東方航空にコメントを求めた。CAACは以前、墜落事故が故意のものでないと否定していた。オーストラリアのコンサルティング会社Strategic Airの航空専門家、Tony Stanton氏は、NTSBの文書を最終事故報告書として扱うべきではないと警告し、「公開された資料だけでは動機、意図、または誰がスイッチを操作したのかを証明することができない」と述べた。しかし彼は、一連の事象が「一般的な双発エンジンの機械故障では説明しにくく、(操縦士の)命令による燃料遮断とより一致する」と付け加えた。

事故当時、操縦室にいた誰かが故意に飛行機を墜落させたという疑惑が提起されていた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は2022年5月、調査に詳しい関係者を引用し、損傷した飛行機の飛行データの記録装置から抽出した情報によれば、操縦装置に対する人の入力命令が飛行機を致命的な急降下に追い込んだと報じ、調査に参加した米国の関係者が操縦士の行動に焦点を当てており、機内の他の誰かが操縦室に侵入して故意に墜落事故を引き起こした可能性も指摘していたという。

操縦士の自殺説が提起されるとCAACはこれを否定したが、調査結果を公開せず非難を受けていた。CAACは離陸前の航空機のシステム、構造、エンジンに欠陥や異常が見つからなかったと述べた。また墜落前に無線通信や操縦の命令に異常がなく、航空機の運航地域や航路周辺に危険な気象状況に関する報告もなかったと付け加えた。

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