メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

G7がエネルギー危機対応協議、対ロ制裁巡り米欧亀裂露呈

望月博樹 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

G7の経済首脳らが中東戦争による世界のエネルギー・食糧価格ショックへの対応に乗り出したが、ロシア制裁問題を巡り米国と欧州の間に亀裂が露呈した。19日(現地時間)のニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、フランス・パリで開催された「G7財務相・中央銀行総裁会議」で、出席者は共同声明(コミュニケ)を通じて、「中東紛争に伴う世界経済の不確実性が成長鈍化とインフレリスクを高めていると指摘した」という。彼らは特にエネルギー・食糧・肥料のサプライチェーン圧迫が脆弱国により大きな打撃を与えているとし、ホルムズ海峡の自由で安全な通航の回復と紛争の持続可能な解決が必要だと強調した。

会議では中国が掌握した重要鉱物サプライチェーンの強化とウクライナ支援問題も議論された。出席者はロシアに「深刻なコストを課す」とし、追加制裁の可能性も検討することにした。しかし会議中、米国のスコット・ベッセント財務長官が海上でのロシア産原油販売を許可する3回目の制裁猶予措置を発表し、雰囲気が一変した。米国は国際原油の供給拡大とエネルギー価格急騰に苦しむ脆弱国を支援するための「一時的な措置」と説明したが、欧州側は即座に反発した。

フランスのロラン・レスキュール財務相は「ロシア産原油制裁の猶予はG7レベルの決定ではなかった」とし、「ロシアに思わぬ利益をもたらすことを望む国はない」と述べた。欧州委員会のヴァルディス・ドムブロウスキス委員(経済担当)も「今はロシアへの圧力を緩和する時ではない」とし、「むしろ圧力を強化すべきだ」と米国の決定に公然と反対した。米国はロシア制裁を一部緩和する一方で、欧州には対イラン制裁の強化を求めた。ベッセント長官はG7会議直後に開催されたテロ資金対策会議で欧州にイラン銀行と金融ネットワークに対する追加制裁を促し、「米国と共に積極的に行動する時だ」と述べた。

専門家らは、米国がロシアに対して融和的な姿勢を示す一方で、同時にイランへの圧力強化を求めている点が、政策上の矛盾を招く可能性があると指摘した。米財務省のある前高官は「米国の制裁政策が過度に一方的で、取引中心的に変わっている」とし、「ロシアへの制裁を緩和しながら、G7にイラン制裁強化を求めることは本質的な矛盾を生む」と述べた。実際、米国の対イラン制裁がホルムズ海峡の再開交渉に効果をもたらしているのか、ロシア制裁緩和が油価安定に寄与しているのかは不透明な状況だ。

戦争勃発以降、国際油価はバレル当たり100ドル(約1万5,900円)を超え高騰しており、インフレ懸念から米30年債利回りは2007年以来の最高値に達した。国際通貨基金(IMF)は「エネルギー価格の急騰が家計の購買力を弱め、企業の倒産を引き起こす可能性がある」と警告した。

一方、G7諸国はエネルギーショック対応の観点から再生可能エネルギーを拡大する政策も引き続き推進することにした。カナダのフランソワ=フィリップ・シャンパーニュ財務相は「われわれは一世代で最大のエネルギー課題に直面している」とし、「世界のエネルギーシステムが再設計される様子を目にすることになるだろう」と述べた。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    「最近、体力も筋力もガクッと落ちた」と思ったら…何歳から?“一気に老ける年齢”は本当にあった

    ライフスタイル 

  • 2
    「これを本当に飲んだのか…」1口5ドルでも即完売、米巨大アニメイベントで売られた“素足入りドリンク”に衛生問題が噴出

    トレンド 

  • 3
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 4
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 5
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

話題

  • 1
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 2
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

  • 3
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 4
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 5
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]