
英国のジョン・ヒーリー国防長官が搭乗した航空機が、ロシアによる電波妨害攻撃に対して無防備な状態に置かれていたと、英紙タイムズなどの英メディアが5月25日に報じた。
ヒーリー長官はエストニアで英国軍を視察した後、帰国途上にあった。この航空機には保護システムが一切搭載されていなかったと同紙は指摘している。
当該機はロシア国境付近を飛行中に信号妨害を受け、背後にはロシアの関与があるとみられているとタイムズは報じた。
電波妨害の影響下では、スマートフォンやノートパソコンはインターネットに接続できず、飛行機のGPSも約3時間にわたり機能しなかったため、操縦士は代替の航法システムを使用せざるを得なかったという。
ヒーリー長官が意図的に標的とされたかどうかは不明だが、飛行経路は航空機追跡サイトで確認可能だったと同紙は伝えている。
今回の事案は、ロシアの戦闘機2機が4月、黒海上空で英空軍(RAF)の偵察機に接近飛行し、繰り返し威嚇行為を行ったと英国防省が5月20日に非難した直後に発生した。
英国防省は当時、ロシアのSu-35S「フランカーE」戦闘機1機が英空軍RC-135W「リベット・ジョイント」偵察機に対し、緊急システムが作動するほど接近飛行し、その過程で偵察機の自動操縦が解除されたと主張している。













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